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Arcserve Backup データベースの再初期化

以下の手順では、Arcserve Backup データベースを再度初期化する方法について説明します。Arcserve Backup データベースは、以下のシナリオでは初期化されないことがあります。

以下の手順を実行すると、サーバ環境設定ウィザードにより既存の Arcserve Backup データベース インスタンスが上書きされ、Arcserve Backup データベースを再度初期化できるようになります。

重要:再初期化を行うと、Arcserve Backup データベースが上書きされます。このタスクを実行する前に、Arcserve Backup データベースが破損していることを確認してください。

メディアのバックアップ データは失われませんが、データベースに保存されているすべてのバックアップ履歴、ノードおよびメディアに関する情報は失われます。その後、メディアからセッション情報を取得するためにマージ ジョブを実行する必要があります。

このタスクは Microsoft SQL Server データベースおよび Microsoft SQL Server 2014 Express Edition データベースで実行できます。

Arcserve Backup データベースを再初期化する方法

  1. Arcserve Backup プライマリまたはスタンドアロン サーバから、サーバ環境設定ウィザードを起動します。
  2. 注: サーバ環境設定ウィザードを起動するには、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Arcserve]-[Arcserve Backup]-[サーバ環境設定ウィザード]の順にクリックします。
  3. サーバ環境設定ウィザードが開き、[オプションの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. [データベースの選択]を選択し、[次へ]をクリックします。
  5. [caroot の確認]ダイアログ ボックスが開きます。
  6. caroot パスワードを指定し、[次へ]をクリックします。
  7. [システム アカウント]ダイアログ ボックスが表示されます。
  8. システム アカウント情報を指定し、[次へ]をクリックします。
  9. [データベースの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
  10. [データベースの選択]ダイアログ ボックスで、デフォルトのオプションを受け入れ、[次へ]をクリックします。
  11. マイグレーションされない情報があることを警告するメッセージが表示されます。
  12. [OK]をクリックし、メッセージをクリアします。
  13. 以下のいずれかを実行します。
  14. [データベースのインストール パスを選択してください]ダイアログ ボックスで、[データベースの上書き]オプションが有効になっていることを確認します。
  15. 注: データベースの再初期化には、このオプションを有効にすることが不可欠です。
  16. [次へ]をクリックします。
  17. Arcserve Backup データベースが再初期化されます。
  18. [完了]ボタンをクリックします。
  19. 注:Arcserve 再初期化プロセスの完了後、ジョブ キュー内のすべてのスケジュール済みジョブ( データベース廃棄ジョブ、 データベース保護ジョブなど)のステータスはホールドになります。Arcserveジョブのスケジュールを再開するには、各ジョブのステータスをホールドからレディに変更する必要があります。ジョブ ステータスを変更するには、ジョブ ステータス マネージャを開き、ジョブを右クリックしてコンテキスト メニューの[レディ]をクリックします。


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