アプリケーション レベルでの UDP データの回復

Arcserve Backup では、UDP から Arcserve Backup メディアにバックアップされた Microsoft SQL Server および Microsoft Exchange Server のデータベース オブジェクトを回復できます。データベース オブジェクトをアプリケーション レベル単位で回復できます。

以下の回復を実行する方法について、以下に手順を説明します。

以下の点に注意してください。

以下の手順に従います。

  1. UDP デスティネーション サーバに以下のいずれかの条件が存在することを確認します。
    • UDP デスティネーション サーバにログインしている。
    • UDP サービスは UDP デスティネーション サーバ上で実行されている。
  2. Arcserve Backup マネージャ コンソールを開きます。
  3. [クイック スタート]メニューの[リストア]をクリックします。
  4. [リストア マネージャ]ウィンドウが開きます。
  5. ドロップダウン リストの[セッション単位]をクリックします。
  6. バックアップ セッションがセッション ツリーに表示されます。
  7. セッション ツリーから[セッション]を展開し、回復する UDP ノードを特定します。
  8. 回復するサーバを展開し、アプリケーション レベル単位で Microsoft データベース データを回復するセッションを特定します。
  9. 次に、以下の画面に示すように、回復するオブジェクトのチェック ボックスをオンにします。
  10. (オプション)このリストア ジョブだけに影響するオプションを指定するには、選択したオブジェクトを右クリックし、コンテキスト メニューの[ローカル オプション]を選択して、以下のいずれかまたは両方のオプションを実行します。
  11. Microsoft SQL Server データベース -- [UDP SQL Server オプション]ダイアログ ボックスの以下のフィールドに入力します。

    Microsoft Exchange Server データベース -- [UDP Exchange オプション]ダイアログ ボックスの以下のフィールドに入力します。

  12. [OK]をクリックします。
  13. [デスティネーション]タブをクリックします。
  14. デスティネーション オプションが表示されます。
  15. [デスティネーション]タブで、以下のいずれかを行います。
    • [ファイルを元の場所へリストア]チェック ボックスをオンにします。このオプションを指定すると、Arcserve Backup によって、バックアップが行われた場所にデータがリストアされます。
    • [ファイルを元の場所にリストア]チェック ボックスをオフにします。このオプションを指定しない場合は、別の場所を指定する必要があります。また、Arcserve Backup は、データベースに対して指定されたローカル リストア オプションを使用して、別の場所にデータをリストアします。
    • 例: マシン A に以下のデータベースが含まれます。
    • C:\Program Files\SQL Server\example.dat

    • [ファイルを元の場所にリストア]オプションを指定すると、Arcserve Backup はデータベースをマシン A 上の元のパスにリストアします。[ファイルを元の場所にリストア]の隣のチェック ボックスをオフにし、別の場所としてマシン B を指定し、データベースに対してローカル リストア オプション[元の場所にリストア]が指定されている場合、Arcserve Backup はデータベースをマシン B 上の元のパス(C:\Program Files\SQL Server\example.dat)にリストアします。
  16. [スケジュール]タブをクリックします。
  17. スケジュール オプションが表示されます。
  18. ジョブに必要なスケジュール オプションを指定します。
  19. ツールバーの[オプション]をクリックし、ジョブに必要なグローバル オプションを指定します。
  20. 注: 詳細については、「グローバル リストア オプション」を参照してください。
  21. ツールバーの[サブミット]ボタンをクリックし、ジョブをサブミットします。
  22. [リストア メディア]ダイアログ ボックスが開かれ、操作の実行に必要なメディアのリストが表示されます。
  23. 必要なメディアが複数の Arcserve Backup サーバに配置されている場合は、ドロップダウン リストをクリックし、ジョブを実行するバックアップ サーバを指定し、[OK]をクリックします。
  24. [セッション ユーザ名およびパスワード]ダイアログ ボックスが開きます。
  25. [セッション ユーザ名およびパスワード]ダイアログ ボックスで、セッションへのアクセスに必要なユーザ名とパスワードを編集または確認し、[OK]をクリックします。
  26. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが表示されます。
  27. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスで入力必須フィールドに入力して、[OK]をクリックします。
  28. ジョブがサブミットされます。