Windows ユーザ認証の仕組み
Arcserve Backup Windows ユーザ認証により Arcserve Backup でのユーザ管理が簡略化されます。これにより、Windows ユーザは Windows ユーザ アカウントのログイン情報で Arcserve Backup ドメインにログインできます。
Arcserve Backup 管理者がユーザを Arcserve Backupデータベースに追加すると、そのユーザは Arcserve Backup にログインできるようになります。有効な Windows ユーザであれば、ユーザ プロファイル マネージャからユーザとして追加できます。
Window ユーザ認証には、2 段階の処理があります。処理は、以下のとおりです。
- Windows ドメインでユーザが認証される。
- Arcserve Backup データベースでユーザが認証される。
注: 空のパスワードを設定している Windows ユーザ アカウントで Arcserve Backup に確実にログインできるようにするには、Windows セキュリティ設定オプションを設定する必要があります。
Arcserve Backup の管理者権限がある Windows ユーザ アカウントで Arcserve Backup にログインしているユーザが、データベース関連アクティビティ(アクティビティ ログや監査ログの表示、ジョブのモニタなど)に確実にアクセスできるようにするには、Windows ユーザ アカウントを以下のように設定する必要があります。
- Windows ユーザ アカウントで Microsoft SQL Server または Microsoft SQL Server Express のデータベースにログインできる。
- Windows ユーザ アカウントに Microsoft SQL Server または Microsoft SQL Server Express の SysAdmin ロールが割り当てられている。