通信で使用される外部ポート
Arcserve Backupでは、通信に以下の外部ポートが使用されます。
ポート135
このポートはMicrosoftエンドポイント マッパ(ロケータ)サービスが所有し、設定を変えることはできません。すべての Arcserve Backup MSRPC サービスは、このサービスを使用して現在のポートを登録します。
すべての Arcserve Backup クライアント(たとえば、マネージャ)はこのサービスに通信し、Arcserve Backup サービスが使用する実際のポート番号を取得してから、サービスに直接通信します。
ポート139/445
このポートは Microsoft が所有しており、設定を変えることはできません。Arcserve Backup サービスでは、名前付きパイプ転送上の MSRPC が使用されます。Microsoftは、名前付きパイプ上でMSRPCを使用するすべての通信に対して、このポートを開くように要求します。以下の点に注意してください。
- ポート 139 は、Arcserve Backup サービスが Windows NT にインストールされているときのみ使用されます。
- ポート 445 は、Arcserve Backup サービスが Windows Server 2008 にインストールされているときのみ使用されます。
ポート53
このポートは、DNS (Domain Name Server)通信を使用して、Windows コンピュータ間でやり取りするためのものです。Arcserve Backup では、名前の解決にポート 53 を使用します。これにより、プライマリ サーバ、スタンドアロン サーバ、メンバ サーバおよびエージェント サーバが互いに通信できるようになります。
Microsoft Windows システムのポート要件は、以下の URL で参照できます。
http://support.microsoft.com/kb/832017/ja-jp