Arcserve Backup へのログイン

Arcserve Backup マネージャ コンソールを開く際には、Arcserve Backup にログインする必要があります。Arcserve Backup に初めてログインするときは、管理者権限を持つ caroot としてログインし、パスワード フィールドに適切なパスワードを入力する必要があります。または、Arcserve Backup をインストールしたときに指定した Windows アカウントを使用して Arcserve Backup にログインする方法、あるいはログインするコンピュータに関連付けられた Windows 管理者アカウントを使用してログインする方法があります。

ログインした後は、caroot ユーザのパスワードを変更し、新しいユーザを追加できます。コマンド ライン ユーティリティ ca_auth.exe を使用して、新しいユーザを追加することもできます。ca_auth.exe の詳細については、「コマンド ライン リファレンス ガイド」を参照してください。

注: caroot パスワードは、任意の英数字と特殊文字を組み合わせて指定できますが、15 バイトを超えないようにしてください。合計 15 バイトのパスワードは、およそ 7 ~ 15 文字に相当します。

Arcserve Backup にログインするには、以下の手順に従います。

  1. Arcserve Backup マネージャ コンソールを開きます。
  2. マネージャ コンソールを開くには、ツールバーの[スタート]-[プログラム]-[CA]-[Arcserve Backup]-[マネージャ]の順に選択します。

    [デフォルト サーバ情報]が表示されます。

  3. デフォルト サーバを変更したり、別のサーバを指定したりするには、Arcserve Backup プライマリ サーバのリストからサーバを選択します。目的のサーバがドロップダウン リストに表示されない場合は、Arcserve Backup プライマリ サーバのリストでサーバのホスト名や IP アドレスを直接入力することができます。
  4. ユーザを変更するには、Arcserve Backup 認証または Windows 認証を選択し、ユーザ名とパスワードを指定します。
  5. デフォルトでは、Arcserve Backup にセキュリティ情報は保存されません。このサーバ用に入力したユーザ名およびパスワード情報を保存する場合は、明示的に[この情報を保存する]を選択する必要があります。この情報を保存しない場合は、マネージャやウィザードなどを最初に開くときに Arcserve Backup セキュリティ認証情報の入力を促すプロンプトが表示され、Arcserve Backup のユーザ名とパスワードを入力する必要があります。

  6. [ユーザ名]フィールドに「caroot」、[パスワード]フィールドにパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

Arcserve Backup に初めてログインすると、チュートリアルが表示されます。このチュートリアルでは、画面の指示に従って操作を進めることで、基本的なデータのバックアップおよびリストア方法を習得できます。このチュートリアルは、初回ログイン時のみ表示されますが、[ヘルプ]メニューから[チュートリアル]にアクセスすることもできます。