VDDK バックアップ ジョブが失敗する

Windows オペレーティング システムで該当

現象

VDDK を使用して VM をバックアップすると、バックアップ ジョブが失敗します。この問題では、以下の症状が発生します。

解決策

VMware VDDK は、デフォルトの VDDK インストール ディレクトリに libeay32.dll と ssleay32.dll という名前のライブラリ ファイルをインストールします。この問題は、他のアプリケーションによって Windows\system32 ディレクトリに同じライブラリの別のバージョンがインストールされる場合に発生します。同じライブラリの複数のインスタンスがある場合、Agent for Virtual Machines は、バックアップ実行時に適切ではないライブラリのバージョンをロードしようとする場合があります。その結果、上記メッセージが VMDKIO.log ファイルに表示され、VDDK を含むバックアップ が失敗します。

この問題を解決するには、以下の手順に従います。

  1. バックアップ プロキシ システム上の VDDK インストール ディレクトリを参照します。
  2. x64 システム(デフォルト)
  3. C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Virtual Disk Development Kit

  4. 以下のディレクトリで、libeay32.dll および ssleay32.dll という名前のファイルを探します。
  5. x64 システム
  6. C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Virtual Disk Development Kit\vddk64\bin

  7. libeay32.dll および ssleay32.dll を上記のディレクトリからバックアップ プロキシ上の Universal Agent のインストール ディレクトリにコピーします。デフォルトでは、Universal Agent は以下のディレクトリにインストールされます。
  8. C:\Program Files\CA\SharedComponents\ARCserve Backup\UniAgent