インストール方法
以下の方法で、Arcserve Backup をインストールできます。
- インストール ウィザード -- インストール ウィザードは、ローカル システムとリモート システムに Arcserve Backup をインストールするための対話式アプリケーションです。
- インストール ウィザードでは、次のインストール オプションを指定します。
- サイレント インストール--サイレント インストールではユーザによる操作が必要なく、レスポンス ファイルを使用することで処理を簡略化します。
- サイレント インストールについては、「サイレント インストール レスポンス ファイルの作成」を参照してください。
インストール タイプまたはアップグレード タイプ
ローカル システム、リモート システム、クラスタ環境に Arcserve Backup をインストールしたり、自動インストールの実行に使用するレスポンス ファイルを作成したりできます。
リモート インストールを実行する場合は、インストール ウィザードで複数のリモート システムに Arcserve Backup を同時にインストールできます。リモート インストールでは、ターゲットのリモート システムを異なる Arcserve Backup サーバ タイプ、異なる Arcserve Backup エージェントとオプション、またはその両方で構成することができます。
注: 以前のリリースから Arcserve プライマリ サーバにアップグレードしている場合は、[ローカル インストール/アップグレード]オプションを選択する必要があります。Arcserve Backup は、リモート システムでの以前のリリースから Arcserve プライマリ サーバへのアップグレードはサポートしていません。
Arcserve サーバ タイプ
インストールする Arcserve サーバのタイプを指定できます。詳細については、「Arcserve Backup サーバ インストールのタイプ」を参照してください。
Arcserve Backup 製品
ターゲット システムにインストールする Arcserve Backup エージェント、オプション、および他のコンポーネントを指定できます。
Arcserve データベース
Arcserve Backup データベースに使用するアプリケーションを指定および設定できます。Microsoft SQL Server 2019 Express Edition または Microsoft SQL Server をインストールできます。
Microsoft SQL Server 2019 Express は、Arcserve Backup に付属している無料のデータベース アプリケーションです。Microsoft SQL Server 2019 Express Edition は、Arcserve Backup サーバにインストールする必要があります。詳細については、「Microsoft SQL Server 2019 Express Edition に関する考慮事項」を参照してください。
Microsoft SQL Server は、拡張性の高いデータベース アプリケーションで、Arcserve Backup サーバまたはご使用の環境内の他のシステムにインストールできます。
重要:Arcserve Backup は、レスポンス ファイルを使用した以前のリリースから Arcserve プライマリ サーバへのアップグレードはサポートしていません。