リモート展開に関する考慮事項
Agent Deployment を使用する前に以下を確認します。
- Agent Deployment を使用するには、Arcserve Backup サーバにインストールできるインストール ファイルが必要です。この方法により、Agent Deployment の実行時に Arcserve Backup インストール メディアを用意する必要がなくなります。Agent Deployment には約 1.3 GB のハードディスク容量が必要で、Arcserve Backup のインストールの所要時間が大幅に増えます。インストール メディアを用意する必要がないようにするには、Arcserve Backup のインストール時に Agent Deployment のセットアップ ファイルを明示的に選択する必要があります。
- Agent for Microsoft Exchange Server を Exchange クライアント アクセス サーバおよび Hub 転送サーバにインストールする場合は、Agent Deployment を使用しないでください。
- Agent Deployment では、ターゲット システムのホスト名を指定する必要があります。Arcserve Backup では、リモート システムにエージェントを展開するときに IP アドレスを指定できません。
- Agent Deployment は、デフォルトのインストール パスにエージェントをインストールします。たとえば、Agent Deployment は、Client Agent for Windows を以下のパスにインストールまたはアップグレードします(x86 システム)。
- エージェントをリモート コンピュータに展開するには、管理者権限があるアカウントでコンピュータにログインする必要があります。
- リモート コンピュータ上の管理用共有リソース(たとえば、C$、Admin$ など)が、エージェントを配信するサーバからアクセス可能であることを確認します。
- Windows ファイアウォールによって[ファイルとプリンタの共有]通信がブロックされないようにするには、ドメイン レベルのグループ ポリシーを使用して、バックアップ環境内のすべてのサーバの[ファイルとプリンタの共有]通信に対する例外を有効にしてください。
C:\Program Files\CA\ARCserve Backup Client Agent for Windows