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3.4 CA ARCserve D2D プロキシ サーバに対してサポートされているオペレーティング システム
3.5 保護されている仮想マシンをサポートしているオペレーティング システム
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup リリース ノートへようこそ。 このドキュメントには、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の使用に関する以下の情報が記載されています。
注: CA ARCserve D2D に関するシステム要件、サポートされているオペレーティング システム、既知の問題などについては、「CA ARCserve D2D リリース ノート」を参照してください。
このリリース サマリでは、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup r16.5 の新機能、拡張機能、利便性の向上、および廃止されたサポートについて説明します。
r16.5 Update 1:
r16.5:
注: BMR での記憶域スペースおよび仮想ディスクの作成はサポートされていません。
ファイル システム カタログの生成は時間のかかる作業です。 この機能を使用すると、各バックアップでカタログ ファイルを生成しないように選択した上で、ファイル レベルのリストアを実行することができます。 これにより、バックアップにかかる時間が減少します。
UEFI マシンで取得したバックアップから BIOS マシンへの BMR の実行、および BIOS マシンから UEFI マシンへの BMR の実行が可能です。
以下のセクションでは、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の最小システム要件について説明します。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の最小システム要件は以下のとおりです。
その他ハードウェア
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は、以下のオペレーティング システムを実行するコンピュータ上にインストールできます。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は以下のハイパーバイザで展開できます。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup では、バックアップ プロキシ サーバ上で以下のオペレーティング システムが必要です。
注: VMware の制限事項により、バックアップ プロキシ サーバとしての Windows Server 2012 の使用はサポートされていません。ただし、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup で保護可能なゲスト オペレーティング システムとしてはサポートされています。 詳細については、「制限事項」のセクションを参照してください。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup では、以下のオペレーティング システムを実行する仮想マシンを保護することができます。
注: CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は上記オペレーティング システムのすべてのエディションおよびサービス パックをサポートし、これには Windows Small Business Server (SBS)のすべてのバージョンのサポートも含まれます。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は CA ARCserve D2D でサポートされているオペレーティング システムを実行するコンピュータ上で、アプリケーション単位でデータをリストアできます。ただし、以下のオペーレーティング システムは対象外です。
注: CA ARCserve Central Host-Based VM Backup でのこの制限は、VMware が上記の対象外オペレーティング システム上でアプリケーション レベルでのメタデータ作成をサポートしていないためです (詳細については、「VMware Virtual Disk API Programming Guide」の 「Working with Microsoft Shadow Copy」を参照してください)。ただし CA ARCserve Central Host-Based VM Backup では、上記の対象外オペレーティング システムでもファイル システムおよびフォルダ単位でのデータ リストアは可能です。
CA ARCserve D2D でサポートされるすべてのオペレーティング システムのリストについては、「CA ARCserve D2D リリース ノート」を参照してください。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup サーバの最小ソフトウェア要件は以下のとおりです。
注: VIX API 1.11 では、すべての仮想マシンが最新の VMware Tools で更新されている必要があります。 VIX API 1.11.6 については、次の VMware Web サイトのダウンロード ページからダウンロードできます: https://my.vmware.com/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/4_0|PLAYER-405|product_downloads。
サポートされているアプリケーション回復システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D r16.5 Compatibility Matrix」を参照してください。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup のバックアップ ソース ディスクおよびデスティネーション ディスクとして、さまざまな種類のディスクがサポートされています。 以下の表は、各機能でサポートされているディスクの種類を示しています。
ディスク(ボリューム)の種類 |
バックアップ ソース |
バックアップ先 |
---|---|---|
GPT ディスク |
○ |
○ |
システム予約パーティション (Windows 2008 R2 ブート マネージャ) |
○ |
N/A |
マウントされたボリューム (ドライブ文字なし/フォーマット済み NTFS) |
○ |
○ |
RAW ボリューム (ドライブ文字なし/フォーマットなし) |
x |
x |
VHD マウント ボリューム (Windows 2008 R2) |
x |
○ |
ダイナミック ディスク |
|
|
|
○ |
○ |
|
○ |
○ |
|
○ |
○ |
|
x |
○ |
ハードウェア RAID (埋め込み RAID を含む) |
N/A |
N/A |
ファイル システム |
|
|
|
x |
○* |
共有ボリューム |
|
|
|
x |
○ |
|
x |
○ |
デバイス タイプ |
|
|
|
x |
○ |
ReFS |
x |
○ |
NTFS データ デデュプリケーション |
x |
○ |
*注: FAT/FAT32 は、1 つのファイルが 4GB より大きい場合は保存できません。 CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は CA ARCserve D2D ファイルを作成しますが、圧縮後にファイルが 4 GB より大きい場合、バックアップは失敗します。
以下のリストでは、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の本リリースに存在する既知の問題について説明します。
注: ESX Server システムでエラーが発生するか、再起動を行った場合にもこの現象が発生する可能性があります。
この問題の発生を防ぐには、ジョブのサブミット時に[VM の復旧]画面で標準(JIS2004 以外)の文字を使用して復旧する仮想マシン名を指定します。 その後、VM の復旧操作の完了後に、VI クライアントで JIS2004 文字を使用している仮想マシン名を変更します。
仮想マシンのゲスト OS からボリューム情報を取得できませんでした。
この問題は、過去に成功したバックアップ ジョブに影響を及ぼす可能性があります。 この問題が発生すると、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup はバックアップ セッションを生成しますが、バックアップ セッションのサポートに必要なカタログ ファイルを生成できません。 カタログにはファイル レベル リストアに必要な復旧ポイントが含まれないため、失敗したカタログ条件によりファイル レベル リストアを実行できなくなります。
この問題は、以下の方法で解決する場合があります。
注: 仮想マシンのゲスト OS でカタログを生成し、詳細リストアを実行するには、管理者認証情報が必要です。
ノード上でライセンス エラーが発生したことを示す電子メール メッセージを受信した場合、メッセージを無視してください。
解決策: ブラウザ ウィンドウを開き、以下の URL を入力して CA ARCserve D2D ノードに直接ログインします。
http://<hostname>:<port>
新しく開いたブラウザ ウィンドウで CA ARCserve D2D をターゲット ノードに展開すると、エラー メッセージは表示されなくなります。
この問題を解決するには、バックアップ ジョブ用の HTTPS ポートを使用します。
この動作を修正するには、以下の手順に従います。
[有効]をクリックして、[OK]をクリックします。
注: DisableForceUnload という値がレジストリに追加されます。
セキュリティ ポリシー設定が更新されることを確認します。
Unable to open VMDK file %1!s!. VMware reported the following error: You do not have access rights to the file. For more information, see the debug log AFBackend.Log. If necessary, contact technical support.
この動作を修正するには、SAN が利用可能な場合にのみ、レジストリに SAN 転送モードを適用します。
仮想マシンのスナップショットを作成できませんでした。 ESX Server/vCenter Server から次のエラーがレポートされました: Cannot create a quiesced snapshot because the create snapshot operation exceeded the time limit for holding off I/O in the frozen virtual machine.
これは VMware に関する既知の問題であり、解決策を見つけるために作業中です。 現在のところ、「CA ARCserve Central Host-Based VM Backup ユーザ ガイド」のトラブルシューティング トピック、「バックアップがスナップショット作成エラーで失敗する」にいくつかの回避策を示しています。
症状:
ボリューム エクステントは、ディスク全体で複数の論理エクステントを持つことはできません。 この動作はストライプ ボリュームで発生し、単純なボリューム、ミラーリングされたボリュームおよびスパニング ボリュームでは発生しません。
解決方法:
この動作が発生するのを回避するには、ボリューム エクステントがディスク上で連続している必要があります。
r16.5
注: 弊社は現在 VMware と協力してこの問題の解決に取り組んでいます。 この問題が発生してサポートが必要な場合は、CA サポート までご連絡ください。
r16.5 Update 1
[HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥CA¥CA ARCserve D2D¥AFBackupDll¥<VM instance UUID>]
"ResetCBT"=dword:00000001
例:
[HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥CA¥CA ARCserve D2D¥AFBackupDll¥502d3c43-e3c9-9919-78f9-89082ca5e1cc]
"ResetCBT"=dword:00000001
注: このレジストリ値を設定すると、次回の増分バックアップ ジョブは検証バックアップ ジョブに変換され、その後の増分バックアップ ジョブは、適切なサイズで実行されるようになります。
この問題を解決するには、復旧した VM の設定で仮想フラッシュ読み取りキャッシュを 0 に設定してから、VM の電源をオンにします。
r16.5 Update 2
以下のリストでは、CA ARCserve Central Host-Based VM Backup の本リリースに存在する既知の制限事項について説明します。
The application cannot recover this virtual machine because ESXi Server 5.0 is not installed on the virtual environment.(ESXi Server 5.0 が仮想環境にインストールされていないため、アプリケーションはこの仮想マシンを復旧できません。)
注: 1 つのディスクのストライプ ボリュームに複数のエクステントが含まれる場合、バックアップはサポートされません。
注: CA ARCserve Central Host-Based VM Backup は、ESXi 仮想マシンをディスク レベルでのみ保護できます。 アプリケーションは、ストレージ スペースによって、ボリューム レベルおよびファイル レベルで作成された仮想ディスク上のデータは保護できません。 バックアップ ジョブは、ストレージ スペースによって作成された仮想ディスク上のボリュームをスキップします。
領域効率化(SE スパース)ディスクで構成された VMware 仮想マシンの詳細については、「VMware のナレッジベース記事」を参照してください。
ReFS ボリュームまたは NTFS データ デデュプリケーション ボリュームのいずれか、または両方が有効化された Windows Server 2012 仮想マシンをサポートするための代替の解決策としては、仮想マシンに CA ARCserve D2D をインストールし、仮想マシンから直接バックアップ処理を行います。
注: VMware はこの制限事項の解決に取り組んでいます。
この問題を回避するには、以下のいずれかの修正タスクを実行します。
以下の条件に注意してください。
この問題の詳細については、以下の Intel のドキュメントの「Errata 17 - Tx Data Corruption When Using TCP Segmentation Offload」を参照してください。
Intel 82574 Family Gigabit Ethernet Controller Specification Update
VMware は VDDK 5.5 を使用するプロキシとして Windows Server 2012 R2 を認定していないので、この制限は Windows Server 2012 R2 デデュプリケーション ボリュームにのみ適用されます。 代替の解決策として、仮想マシンに CA ARCserve D2D をインストールし、直接バックアップ処理を実行します。
CA ARCserve Central Host-Based VM Backup のこのリリースは、英語版リリースに加え、以下の言語に翻訳されています。
上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。
CA マニュアル選択メニューの ¥Bookshelf_Files¥TPSA フォルダで以下の使用許諾契約を利用できます。
テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
CA ARCserve Central Applications のサポート リンク
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