CA ARCserve® Central
Protection Manager r16.5 リリース
ノート
1.0
はじめに
CA ARCserve Central Protection Manager
リリース
ノートへようこそ。
このドキュメントには、CA
ARCserve Central Protection Manager
の使用に関する以下の情報が記載されています。
-
システム要件、オペレーティング
システムのサポートなど、本製品のインストール前に認識する必要のある情報
-
この製品を使用する前に、注意する必要がある既知の問題のリスト
注: CA ARCserve D2D
に関するシステム要件、サポートされているオペレーティング
システム、既知の問題などについては、「CA
ARCserve D2D リリース
ノート」を参照してください。
2.0 新機能
このリリース
サマリでは、CA ARCserve Central
Protection Manager r16.5
と更新リリースの新機能、拡張機能、利便性の向上、および廃止されたサポートについて説明します。
r16.5
Update 2:
-
このリリースでは、CA
ARCserve Central Protection Manager
のデータベースとして
Microsoft SQL Server 2014
がサポートされるようになりました。
3.0
システム情報
以下のセクションでは、CA
ARCserve Central Protection Manager
の最小システム要件について説明します。
3.1
システム要件
CA ARCserve Central Protection Manager
の最小システム要件は以下のとおりです。
- CPU -- 1 GHz
以上のプロセッサを推奨
- RAM -- 1 GB
以上を推奨
- ディスク容量
-- 3.82 GB 以上を推奨
その他ハードウェア
- DVD-ROM ドライブ
-- CD/DVD
からインストールする場合のみ必要
- SXGA モニタ -- XGA
(1280 X
1024)以上の解像度を持つビデオ
アダプタとモニタ
3.2
サポートされているオペレーティング
システム
CA ARCserve Central Protection Manager
は、以下のオペレーティング
システムを実行するコンピュータ上にインストールできます。
- Windows Server 2008 R2
(x64)
- Windows Server 2008 R2 (x64)
SP1
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
(x64)
3.3 CA ARCserve D2D
サーバに対してサポートされているオペレーティング
システム
CA ARCserve D2D
サーバで現在サポートされているオペレーティング
システムの完全なリストについては、CA
サポート Web
サイトの互換性マトリックスを参照してください。
CA ARCserve D2D
互換性マトリックスにアクセスするには、以下のリンクをクリックして
CA ARCserve D2D サポート Web
サイトを開き、「Benefits
to your
business」セクションの「Supported
Platforms」リンクをクリックします。
http://www.arcserve.com/us/Products/CA-ARCserve-D2D.aspx
3.4 CA ARCserve Backup
サーバでサポートされているオペレーティング
システム
CA ARCserve Backup
サーバに対してサポートされているオペレーティング
システムの完全なリストについては、CA
サポート Web
サイトで CA ARCserve Backup Readme
を参照してください。
3.5
最小ソフトウェア要件
CA ARCserve Central Protection Manager
サーバの最小ソフトウェア要件は以下のとおりです。
- CA ARCserve Central
Protection Manager
データベース:
CA ARCserve Central Protection Manager
には、以下のいずれかのデータベース
アプリケーションが必要です。
- Microsoft SQL Server 2012
Web/Standard/Enterprise
- Microsoft SQL Server 2008 R2 Express
Edition
- Microsoft SQL Server 2008 R2
- Microsoft SQL Server 2008
- Microsoft SQL Server 2005 SP3
- Microsoft SQL Server 2005 SP4
- Microsoft SQL Server 2014
- インターネット
ブラウザ : CA
ARCserve Central Protection Manager
では以下のブラウザがサポートされます。
- Internet Explorer 8.0
以上
- Mozilla Firefox 3.5.3
以上
- Google Chrome 3.0.195.27
以上
- Adobe Flash Player: CA ARCserve
Central Protection Manager では、Adobe Flash
Player バージョン 10.2.152.26
以上が必要です
4.0
既知の問題
以下のリストでは、CA
ARCserve Central Protection Manager
の本リリースに存在する既知の問題について説明します。
-
アプリケーションでは、vCenter
サーバを VMware リンク
モードを使用してインポートすることはサポートされていません。
リンク モード
グループ内のすべての
vCenter サーバ
インスタンスを保護するには、vCenter
サーバ
インスタンスをそれぞれ個別に追加します。
- CA ARCserve D2D r16
をノードに展開する前に、CA
ARCserve D2D
がそのノードからアンインストールされた場合、D2D
展開は失敗します。
展開が失敗するのは、古いドライバがターゲット
ノードから削除されていないためです。
CA ARCserve D2D
をノードに展開するには、以下の手順に従ってドライバをターゲット
ノードからアンインストールします。
-
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
-
「regedit」と入力して[OK]をクリックし、レジストリ
エディタを開きます。
- レジストリ
エディタの[ファイル]メニューで、HKEY_LOCAL_MACHINE
を選択し、SYSTEM
ファイルを開きます。
-
以下のエントリで、"LowerFilters"
から "ARCFlashVolDrv"
を削除します。
重要: "LowerFilters"
レジストリ
キーには他の Windows
ドライバ名も含まれている場合があります。
その場合は、必ず
"ARCFlashVolDrv"
値のみをリストから削除します。
レジストリ
キー全体またはキー内の他のドライバ名を削除しないでください。
-
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥{533C5B84-EC70-11D2-9505-00C04F79DEAF}¥LowerFilters
-
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥{71A27CDD-812A-11D0-BEC7-08002BE2092F}¥LowerFilters
-
以下のレジストリ
キーを削除します。
-
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥services¥ARCFlashVolDrv
-
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥services¥eventlog¥System¥ARCFlashVolDrv
- レジストリ
エディタを終了し、ノードを再起動します。
- 別の CA ARCserve D2D
ノードを管理するために[管理]オプション(CA
ARCserve D2D
ホーム画面の右上)をクリックした場合、管理対象ノードからログアウトできません。
この動作は、次回 CA
ARCserve Central Protection Manager
ノード画面から CA
ARCserve D2D
にログインする場合に発生します。最後に管理したノードの
CA ARCserve D2D
ホーム画面が開きます。
この問題を解決するには、CA
ARCserve D2D および CA ARCserve Central
Protection Manager
ウィンドウをすべて閉じてから
CA ARCserve Central Protection Manager
にログインします。
- [D2D
展開]の[使用許諾契約]ダイアログ
ボックスにあるコピー
リンクでは、CA ARCserve D2D
エンドユーザ
ライセンス契約書をクリップボードにコピーすることができません。
Firefox および Chrome
をブラウザとして使用した場合に、この問題が発生することがあります。
CA ARCserve D2D エンドユーザ
ライセンス契約書をクリップボードにコピーするには、ライセンス
テキストの内部をクリックしてすべてを選択し、以下のいずれかを実行します。
- Firefox
ブラウザ --
[編集]メニューから[コピー]をクリックします。
- Chrome
ブラウザ -- [Google Chrome
の設定]メニューから[コピー]をクリックします。
- CA ARCserve D2D r15 を r16.5
にアップグレードし、次に
CA ARCserve D2D のフル
データ同期を実行すると、CA
ARCserve D2D は r15
のデータを省略し、レポート用に
r16.5
のデータを生成します。
-
ノードをファイルからインポートすると、[ファイルからのノードのインポート]ダイアログ
ボックスに、ファイルの本当の場所の代わりに「C:¥fakepath¥<ファイル名>」と表示されます。
本当の場所は HTML 5
(セキュリティ)標準のために表示されません。
この動作は、Chrome、Internet
Explorer 8 および internet Explorer 9
の各ブラウザで発生します。
Internet Explorer 8 と internet
Explorer 9
ブラウザでファイルの本当の場所を表示するには、[インターネット
オプション]を開いて[セキュリティ]をクリックし、ゾーンを指定して[カスタム
レベル]をクリックし、[その他]セクションまでスクロールして[サーバーにファイルをアップロードするときにローカル
ディレクトリのパスを含める]を有効にします。
Chrome
では、ファイルの本当の場所を表示することはできません。
- Global Dashboard
(GDB)ノード、ブランチ
サーバでは、以下の既知の問題が発生します。
-
[ログの表示]リストをモジュール名によって並べ替える場合、言語ごとに事前定義された並べ替え順に基づいてリストが並べ替えられます。
- CA ARCserve D2D を CA ARCserve D2D
ホーム画面からリモート
ノードに展開する場合、ターゲット
ノードに指定されたユーザ名、パスワード、またはその両方が正しくないことを示すメッセージが表示されることがあります。
この問題は、CA ARCserve Central
Protection Manager
ノード画面から CA
ARCserve D2D
にログインしている場合のみ発生します。
解決策:
ブラウザ
ウィンドウを開き、以下の
URL を入力して CA ARCserve D2D
ノードに直接ログインします。
http://<hostname>:<port>
新しく開いたブラウザ
ウィンドウで CA ARCserve D2D
をターゲット
ノードに展開すると、エラー
メッセージは表示されなくなります。
- 別の CA ARCserve D2D
ノードを管理するために[管理]オプションをクリックした後、管理対象ノードからログアウトすることができません。
[管理]オプションは
CA ARCserve D2D
ホーム画面の右上にあります。
この動作は、次回 CA
ARCserve Central Protection Manager
ノード画面から CA
ARCserve D2D
にログインする場合に発生します。最後に管理したノードの
CA ARCserve D2D
ホーム画面が開きます。
この問題を解決するには、CA
ARCserve D2D および CA ARCserve Central
Protection Manager
ウィンドウをすべて閉じてから
CA ARCserve Central Protection Manager
にログインします。
- UEFI (Unified Extensible Firmware
Interface)を使用して実装された仮想マシンへデータをリストアするには、ESXi
Server 5.0
が仮想環境にインストールされたハイパーバイザである必要があります。
ESXi Server 5.0
が仮想環境にインストールされていない場合、復旧が失敗しエラー
メッセージが表示されます。
- [マージ
エラー]アラート
オプションは、以下の条件下では
D2D
ノード上のポリシーに適用されません。
- CA ARCserve Central Protection
Manager サーバが r16.5
を実行中で、CA ARCserve D2D
ノードが r16 GA
リリース、Update 1、Update
2、Update 3、または Update 4
を実行している。
- Protection Manager
サーバ上でポリシーが作成または更新されて、(新しい)[マージ
エラー]アラート
オプションが追加され、その後、D2D
ノードが r16.5
にアップグレードされる。
この動作を修正するには、Protection
Manager
サーバ上のポリシーを更新し保存します。
ポリシーを保存すると、Protection
Manager
はポリシーの変更をノードに自動的に適用します。
- Google Chrome
をブラウザとして使用しており、[サポートおよびコミュニティへのアクセス]ダイアログ
ボックスでリンクをクリックしてもリンクが開かない場合、以下の手順に従ってリンクを有効にします。
-
ポップアップ
ブロックのアイコンが
URL
セクションに表示されているかどうかを確認します。
-
アイコンをクリックし、[<使用しているサーバ名>からのポップアップを常に許可する]オプションを選択します。
- Google Chrome
を再起動します。 CA
ARCserve D2D
からのリンクが開かれるようになります。
-
それでもデータが正しい形式で表示されない場合は、Google
Chrome ブラウザ用の RSS
拡張機能がインストールされているかどうかを確認します。
-
インストールされていない場合、Google
Chrome ブラウザ用の RSS
拡張機能をダウンロードしてインストールし、リンクを再度開きます。
- CA ARCserve D2D r16.5 を Windows XP
システムにリモート展開しようとすると、次のエラーで失敗する場合があります:
リモート
ターゲット
ホストからインストール
ステータスのフィードバックを取得できませんでした。
症状:
タイムアウト
エラーまたは不正なネットワーク接続によりこのエラーが発生する場合があります。
XP
システム上では、CA
ARCserve D2D
インストールの完了が示されますが、再起動は失敗します。
システムを手動で再起動することはできません。
そのため、ハードウェアの再起動が必要になります。
この問題は Windows XP
の既知の問題です。
解決方法:
CA ARCserve D2D
を展開する前に以下の
Microsoft
のパッチを適用するか、または
CA ARCserve D2D を、Windows XP
システム上にローカルにインストールします。
- CA ARCserve Central Applications
のサービス
プロパティ
ダイアログ
ボックスで、管理者グループのログオン
アカウントから別のグループのアカウントに変更すると、エラー
メッセージが表示されます。
- "HP StorageWorks D2D4106"
デバイス上のネットワーク共有を
CA ARCserve Central Protection Manager
のバックアップ先として使用する場合、バックアップ、リストア、マージ、および他の操作で断続的にエラーが発生することが確認されています。
バックアップ先としてこのデバイスを使用することは、お勧めできません。
-
圧縮および暗号化が行われないバックアップについては、一時停止後にマージを再開できない場合があります。
弊社は、現在この問題の解決に取り組んでいます。
-
ご使用の環境に Microsoft
SQL Server 2012 SP1 (64
ビット)および Microsoft
SQL Management Studio
の組み合わせがある場合、CA
ARCserve Central Protection Manager
をインストールする前に
Microsoft SQL Management Studio
をアンインストールします。
詳細については、Microsoft
Web サイトの技術情報 770630
を参照してください。
5.0
修正された問題
以下のリストは、CA
ARCserve Central Protection Manager
の現在のリリースで修正された項目を示しています。
このセクションに記述されていない修正点にお気づきの際は、CA
サポート
までお問い合わせください。
CSV
ファイルへのノードのエクスポート:
6.0
言語認定
CA ARCserve Central Protection Manager
のこのリリースは、英語版リリースに加え、以下の言語に翻訳されています。
-
ポルトガル語(ブラジル)
-
フランス語
- ドイツ語
- 日本語
-
中国語(簡体字)
-
スペイン語
-
中国語(繁体字)
上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。
7.0
使用条件
CA
マニュアル選択メニューの
¥Bookshelf_Files¥TPSA
フォルダで以下の使用許諾契約を利用できます。
8.0 CA Technologies
へのお問い合わせ
テクニカル
サポートの詳細については、弊社テクニカル
サポートの Web
サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
8.1 CA ARCserve Central Applications
サポート リンク
CA ARCserve Central
Applications のサポート
リンク
CA サポート
オンラインでは、技術的な問題を解決するのに役立つ豊富なリソースのセットが提供され、重要な製品情報にも容易にアクセスできます。
CA サポート
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