CA ARCserve® D2D for Linux
r16.5 SP1 リリース
ノート
1.0
はじめに
CA ARCserve D2D for Linux r16.5 SP1
リリース
ノートへようこそ。
このリリース
ノートには、SP1
リリースに関する重要な情報が含まれます。
これらの情報は、「CA
ARCserve D2D for Linux r16.5 リリース
ノート」の内容に追加されるものです。
2.0 説明
SP1
リリースには、CA ARCserve
D2D for Linux r16.5
の品質およびパフォーマンスを改善するためのいくつかの変更および拡張機能が含まれています。
- 新しいプラットフォームのサポート
- SLES 10.x および
11.x (バックアップ
ノードとして)
- SLES 11.x および
Oracle Linux 6.x (D2D
サーバとして)
- 新規ファイル
システム
- SLES 10.x 上の ReiserFS
3.x
- 拡張機能
- d2dnode: root
以外のユーザのサポート
- d2dnode:
パスワードを提供する安全なメカニズム
-
データベース
パフォーマンス向上:
1 つの D2D サーバは 200
のノードを管理できます。
(以前の制限は 100
ノードでした)
- 新機能
- SSH
の公開/秘密鍵による認証(ルート権限ユーザのみをサポート)
- SSH
のデフォルト以外のポート設定
- CA ARCserve D2D for Linux r16.5 GA
ビルドからのアップグレードのサポート
- makelivecd.centos: CentOS Live
CD に基づいて Live CD
を作成し、デバイス
ドライバを含めることを可能にします。
- d2djobhistory:
ジョブ履歴情報を照会し、レポートを生成します
- d2drestorevm: CA ARCserve D2D
for Linux
復旧ポイントを既存の
VM
に、完全に自動化されたプロセスでリストアします。
- d2dverify:
完全に自動化されたプロセスで復旧ポイントを
VM
にリストアすることにより、復旧ポイントが使用可能かどうかを確認します。
3.0
システム情報
このセクションでは、システム要件とサポートされているオペレーティング
システムについて説明します。
CA ARCserve D2D for Linux
をインストールして使用する前に、以下の情報を確認してください。
3.1
バックアップ
ノード
バックアップ
ソース
ノードの以下のシステム要件を確認してください。
オペレーティング
システムおよびアーキテクチャ
物理マシンと仮想マシンでサポートされているサーバ
オペレーティング
システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5
互換性マトリックス」を参照してください。
メモリ
ファイル
システム
3.2
ターゲット
ノード
データがリストアされるターゲット
ノードの以下のシステム要件を確認してください。
アーキテクチャ
仮想マシン
- VMware ESX 4.x および
5.x
- Red Hat Enterprise Virtualization 3.x
- Citrix XenServer 6.x
- Oracle VM 3.x
4.0
修正された問題
以下の問題が CA ARCserve D2D
for Linux r16.5 SP1
で修正されました。
- FQDN
を使用してノードを追加した場合、ファイル
レベル
リストアの実行時には、リストア
ウィザードの[ターゲット
マシン]ページで[別の場所にリストアする]オプションを選択し、[ホスト名/IP]フィールドのドメイン名を削除する必要があります。
- FQDN
(完全修飾ドメイン名)を使用して、NFS
共有をバックアップ
ストレージとして追加することはできません。
CA ARCserve D2D for Linux で、FQDN
を使用した NFS
共有の追加をサポートしません。
-
バックアップ
ノードが SUSE Linux Enterprise Server
であり、サイズが異なる複数のディスクが含まれている場合、BMR
の実行前に、BMR
ターゲット
マシン上のディスクの順序がバックアップ
ノードと同じであることを確認してください。
-
バックアップ先に
NFS v3
共有を使用すると、バックアップ読み取りスループットが低下します。
- 64 ビット Linux
上での 32 ビット glibc
への依存性が削除されました。
- CA ARCserve D2D for Linux Web UI
に、Oracle Linux Server
に対するオペレーティング
システム名が表示されます。
5.0
既知の問題
CA ARCserve D2D for Linux
に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。
- CA ARCserve D2D for Linux を Google
Chrome
で開いた場合、[ジョブ
ステータス]タブ内の行は、対応する列ヘッダの位置と合っていません。
- Red Hat Enterprise Virtualization
では、DHCP 環境内の
PXE-BMR
は動作しません。
-
暗号化されたボリュームはサポートされていません。
暗号化されたボリュームはバックアップできません。
- FakeRAID は、BMR
でサポートされていません。
バックアップ
ノードが RHEL 6.4 または
CentOS 6.4
であり、バックアップ
ノードに Linux Software RAID
が含まれている場合、その復旧ポイントから
BMR を実行するには CentOS
ベースの Live CD
を使用する必要があります。
- RHEL 5.x または CentOS 5.x
復旧ポイントからファイルをリストアする場合に、RHEL
6.x または CentOS 6.x の D2D
サーバを使用すると、一部の
SELinux (Security-Enhanced
Linux)属性がリストアされない可能性があります。
- 2
つのインストール
パッケージ
ファイルをローカル
フォルダにダウンロードする場合、このローカル
フォルダのフル
パスには空白以外の特殊文字を含めることはできません。パスには以下の文字のみを使用してください:
a-z、A-Z、0-9、- および _
-
バックアップ先をローカルに指定して、ファイル
レベル リストア
ジョブまたは BMR
ジョブをサブミットした後に、バックアップ先を
NFS 共有または CIFS
共有に変更する場合、はじめに
NFS 共有または CIFS
共有をバックアップ
ストレージに追加する必要があります。
NFS 共有または CIFS
共有を追加した後にリストア
ウィザードを開き、[セッションの場所]ドロップダウン
リストから[NFS
共有]または[CIFS
共有]を選択して、ジョブを再サブミットします。
- Oracle Linux では、Red Hat
互換カーネルのみがサポートされています。
デフォルト ブート
カーネルとして Red Hat
互換カーネルを指定する必要があります。
Oracle Unbreakable
カーネルはサポートされていないため、デフォルト
ブート
カーネルに指定しないでください。
-
バックアップ
ノードが SUSE Linux Enterprise Server
の場合、CA ARCserve D2D for Linux
では、Red Hat Enterprise Virtualization
プラットフォームでの
BMR
実行をサポートしていません。
- Live CD
を使用して Citrix XenServer 6.x
で PVM
を起動する場合、CA
ARCserve D2D for Linux サーバは Live CD
で使用可能ではありません。
6.0
使用条件
CA
マニュアル選択メニューの
\Bookshelf_Files\TPSA
フォルダで以下の使用許諾契約を参照できます。
7.0 CA Technologies
へのお問い合わせ
テクニカル
サポートの詳細については、弊社テクニカル
サポートの Web
サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
7.1 CA
サポート リンク
CA ARCserve D2D
のサポート
リンク
CA サポート
オンラインでは、技術的な問題を解決するのに役立つ豊富なリソースのセットが提供され、重要な製品情報にも容易にアクセスできます。
CA
サポートでは、信頼できるアドバイスをいつでも簡単に参照できます。
以下のリンクを使用すると、問題の解決に役立つさまざまな
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