考慮事項
企業の保持期間ポリシーによって、電子メールがアーカイブに保持される期間が定義されます。Email Archiving では、Super Admin およびマスタ管理者が電子メール保持設定を設定します。責任は以下のように定義されます。
- Super Admin はグローバル電子メール保持を設定します。
- マスタ管理者は企業のポリシーに基づいて保持ルールを設定します。
保持ルールは電子メール メッセージの送信日に基づいて適用されます。このルールはアーカイブされているすべての電子メール メッセージに適用されます。これには、移行およびインポートされた過去の電子メール メッセージが含まれます。
注: インポートまたは移行された電子メール メッセージは、電子メール メッセージの保存期間が電子メール メッセージに適用されている保持日数よりも短い場合にのみアーカイブされ続けます。
例:
保持日数: 3650 (~ 10 年)
現在日: 2019 年 8 月 15 日
2019 年 8 月 15 日以降に送信された電子メール メッセージ: 10 年間保持されます。
2014 年 8 月 15 日にインポートされた電子メール メッセージ: 5 年間保持されます。
2009 年 8 月 14 日以前にインポートされた電子メール メッセージ: スケジュールされた次のパージでパージされます
その他の考慮事項には、以下があります。
- マスタ管理者が保持ルールを設定すると、グローバル電子メール保持設定よりも優先されます。管理者が保持ポリシーを設定していない場合、デフォルトでグローバル電子メール保持が適用されます。
- 多数の保持ルールを定義できますが、電子メール メッセージに適用されるのは最長のルールのみです。システムは、最長の保持ポリシーに基づいて電子メール メッセージを保持します。
- 新しい保持ルールは、新しいルールの作成以降の電子メール メッセージにのみ適用されます。新しいルールは既存のアーカイブされた電子メール メッセージには適用されません。
- 注: メッセージ 1 のパージ日数は 3000 日のままであり、これらのメッセージはマスタ管理者が保持ルールを 4000 日として作成するより前にアーカイブされたため、変更されません。
例:
最初、domain.com からのメッセージ 1 のみがアーカイブされ、保持またはパージ日数は 3000 日に設定されます。
その後、マスタ管理者は domain.com の企業ポリシーに基づいて、メッセージが 4000 日間保持されるように保持ルールを作成します。
新しい保持ルールの作成後、domain.com からの新しいメッセージがアーカイブされると、保持またはパージ日数はデフォルトで 4000 日に設定されます。