相違点レポートの作成
相違点レポートは、ある時点におけるマスタとレプリカの差異を比較します。マスタとレプリカの比較は、同期プロセスで使用されるのと同じアルゴリズムを使用して実行されますが、データは転送されません。相違点レポートはレプリカごとに生成され、プロセスの最後にマネージャに送信されます。
注:
- バックワード シナリオが停止している場合は、相違点レポートを生成できません。
- SQL Server 2008/Windows Server 2008 R2 プラットフォーム上で相違点レポートを実行した場合、SQL Server 2008 によるバッファ サイズの事前割り当て方法に関する相違点がレポートされます。この違いはデータベースの整合性には影響がありません。
重要:マスタでデータが更新中に相違点レポートを開始することはお勧めしません。レプリカに適用されていないすべての更新は相違点として表示されるからです。
相違点レポートの作成方法
- 標準のツールバーで[相違点レポート]アイコンをクリックするか、[ツール]-[レポート]-[相違点レポート]を選択します。
- [相違点レポート]ダイアログ ボックスが開き、[同期方法]ダイアログ ボックスのものと同じ比較メソッドが表示されます。
- 「同期処理の仕組み」の説明に従って、該当するオプションを選択します。
- [OK]をクリックします。
- この処理の最後に、各レプリカについての相違点レポートが生成され、すべてのレポートがレポート センターに送信されます。