スイッチバックの開始
スイッチバックを開始するには、以下の手順に従います。
- ネットワークでマスタ サーバとレプリカ サーバが利用可能であり、エンジンが稼働中であることを確認します。
- [マネージャ]を開いて[シナリオ]ペインから該当するシナリオを選択します
- (バックワード シナリオがすでに実行されている場合は、この手順をスキップし、手順 7 に進みます]。
- バックワード シナリオが実行されていない場合は、[実行]ボタンをクリックしてシナリオを開始します。Arcserve RHA は、スイッチオーバーが発生したことを検出し、その状態と環境設定を確認して、バックワード シナリオの実行を承認するよう求めます。
- 注: [詳細設定]ボタンをクリックすると、追加のペインが開いて、シナリオに参加しているホストに関する詳細情報が表示されます。
- [実行]ボタンをクリックしてバックワード シナリオを開始します。
- [実行]ダイアログボックスが表示されます。
- Microsoft Exchange の場合、ブロック レベル同期を選択します。ファイル サーバの場合、ファイル レベル同期を選択し、[OK]をクリックします。再同期が開始されます。
- 再同期が完了するまでお待ちください。
- 再同期が完了すると、「同期処理中の変更はすべてレプリケートされました」というメッセージが[イベント]ペインに表示されます。ここで、アクティブ サーバからスタンバイ サーバへのレプリケーションが開始されます。
- マスタ サーバとレプリカ サーバの間の役割を元に戻します。バックワード シナリオの実行中に役割を切り替えるには、[スイッチオーバーの実行]ボタンをクリックするか、[ツール]メニューから[スイッチオーバーの実行]オプションを選択します。
- 確認メッセージが表示されます。
- [スイッチオーバーの実行]確認ダイアログで[はい]をクリックします。これにより、元のレプリカ サーバからマスタ サーバへのスイッチバックが開始されます。
- スイッチバックが完了して各サーバの役割が元に戻ったら、シナリオは自動的に停止します。
ここからは、再びシナリオを元の状態(通常の実行方向)で実行できます。