非スケジュール モードでのアシュアード リカバリ テストの開始
非スケジュール モードでは、アシュアード リカバリ テストを自動または手動のいずれかでテストできます。自動方式を使用している場合は、ボタンをクリックするだけで AR テストを開始できます。この場合、Arcserve RHA は AR の環境設定に応じて自動的にすべてのテスト手順を実行します。テストが完了すると、通常のレプリケーションが再開されます。この方式とスケジュール モードでの AR テストには 1 つだけ違いがあります。非スケジュールの自動モードでは、必要な場合はいつでもスケジューラを使用せずにテストを開始します。
手動方式を使用している場合も、AR テストを開始する際にボタンをクリックする必要があります。しかし、自動方式とは異なり、最初の標準の手順(データベース サービスの開始)を実行した後で、Arcserve RHA はテストを一時停止します。これは、すべての標準の手順が自動に設定されていたとしても起こります。
注: [DB の開始]プロパティが[オフ]に設定されていて、それに代わるユーザ定義スクリプトがない場合、Arcserve RHA が実行するのは、手動 AR テストの準備のためにレプリカへの変更適用を一時停止することだけです。
レプリケーションが一時停止したら、レプリカで直接テストまたはアクションを実行することができ、後でマスタとレプリカを再同期する必要はありません。このオプションを使用すると、レプリカでアプリケーションまたはデータを手動でテストしたり、マスタの負荷を減らすために、レポートの生成など、マスタの代わりにレプリカでタスクを実行することができます。
手動のテストまたは操作を終了したら、AR テストの一時停止を手動で解除する必要があります。これも、ボタンをクリックすることによって実行できます。AR テストにデータベース サービスの停止などのその他の手順や操作が設定されていた場合は、テストを停止するためにボタンをクリックしてから、テストが終了したことが宣言されるまでの間に実行されます。テストが終了したとみなされると、レプリケーションは自動的に再開されます。