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エンジン ポートの変更
CA ARCserve RHA エンジンは、デフォルトでポート 25000 上でリスンするよう設計されています。 ただし、このポートが別のアプリケーションによってすでに使用されている場合は、デフォルトのポートを変更できます。 ポートが設定されている環境設定ファイルは ws_rep.cfg ファイルです。 したがって、エンジンをインストールした後に、そのポートを変更する場合は、ws_rep.cfg ファイル内のすべてのポート値を変更する必要があります。
レプリケーション エンジンによって使用されるポート番号を変更する方法
- 変更するエンジンを現在使用している実行中のシナリオがある場合は、CA ARCserve RHA マネージャを使用して停止します。
- エンジンが実行されているマスタ ホストにログインします。 (レプリカに対しても同じ手順を繰り返します)
- [サービス]ダイアログ ボックスで、エンジン サービスを停止します。 (エンジンは、マスタ サーバおよびレプリカ サーバの両方で停止します。)
- Windows エクスプローラを使用して、ws_rep.cfg ファイルがあるエンジン インストール ディレクトリにアクセスします。
注: デフォルトのインストール ディレクトリは C:¥Program Files¥CA¥ARCserveRHA¥Engine です。
- WordPad などのテキスト エディタを使用して ws_rep.cfg ファイルを開きます。
注: [表示]オプションが限られているため Notepad を使用することはお勧めしません。
- WORDPAD または他のテキスト エディタを使用して WS_REP.CFG ファイルを開きます (NOTEPAD は使用しません)。
- WS_REP.CFG ファイルで、「# Port=25000」セクション(最初の行のうちの 1 つ)を見つけます。
- Port=25000 を新しい番号に変更し(たとえば Port = 25002)、行の先頭の # 記号を削除します。
- WS_REP.CFG ファイルを保存します。マスタとレプリカの環境設定ファイルは同じである必要があります。 マスタ上の WS_REP.CFG ファイルに変更を加えた場合は、レプリカ上でも必ず同じ変更を行ってください。
- マスタとレプリカの両方でエンジン サービスを開始します。
- マネージャを開き、シナリオをハイライトします。
- アクティブ サーバをクリックし、[プロパティ]を選択します。 「接続」セクションの下で、ポート番号の値が 25000 に設定されていることを確認します。 このポート番号を、WS_REP.CFG ファイルで指定した新しいポート番号に変更します。
- 手順 10 で実行されたのと同じ手順をレプリカ サーバにも実行します。
- マスタ サーバとレプリカ サーバで他のシナリオが実行中である場合、それらのシナリオのポート番号も同様に変更する必要があります。
- シナリオを再開します。
コントロール サービスのデフォルトのポートを 8088 から別のポートに変更する方法
- コントロール サービスが実行されているホストにログインします。
- [サービス]ダイアログ ボックスで、CA コントロール サービスを停止します。
- Windows エクスプローラを使用して、ws_man.exe.config ファイルが格納されているコントロール サービス インストール ディレクトリにアクセスします。
注:
- 32 ビット ホストでのデフォルトのディレクトリ: C:¥Program Files¥CA¥ARCserveRHA¥Manager
- 64 ビット ホストでのデフォルトのディレクトリ: C:¥Program Files (x86)¥CA¥ARCserveRHA¥¥Manager
- テキスト エディタを使用して ws_man.exe.config ファイルを開きます。
- すべての '*_port エントリの値を変更して、デフォルト ポートの 8088 の代わりに新しいポート番号を入力します。
- ws_man.exe.config ファイルを保存して閉じます。
[サービス]ダイアログ ボックスで、CA コントロール サービスを再起動します。定義した新しいポートでコントロール サービスがリスンするようになります。