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期限切れ SSL 証明書の更新

通信を安全に行うために SSL 証明書を使用している場合、期限切れの証明書の更新や新規証明書のインストールが必要になる場合があります。 以下の手順は、認可された SSL 証明書と自己署名された SSL 証明書の両方に該当します。 新しい証明書を入手する場合は、サポートまでご連絡ください。

期限切れ SSL 証明書の更新方法

  1. 新しい証明書を入手し、コントロール サービスを実行しているマシンにインストールします。

    注: この手順において、コントロール サービスを停止する必要はありません。

  2. 古い証明書のバインドを削除するには、以下のコマンドを実行します。
    httpcfg.exe delete ssl -i 0.0.0.0:{CS SSL Port Number} 
    

    「CS SSL Port Number」パラメータはコントロール サービスのインストール中に入力したポート番号です。 この値は、ws_man.exe.config ファイル内の ws_port 値の下に記載されています。

    このコマンドの結果、エラーが返されることはありません。

    メッセージは以下で終了します。

    ...completed with 0.
    
  3. 新しい証明書をコントロール サービス SSL ポートにバインドするには、以下のコマンドを実行します。
    httpcfg.exe set ssl -i 0.0.0.0:{CS SSL Port Number} -h {New Certificate SslHash} 
    

    httpcfg.exe パラメータは Windows Server の標準ユーティリティで、コントロール サービスのインストール ディレクトリにあります。

    新しい証明書の SSlHash パラメータは、認証ダイアログ ボックスにある詳細タブの拇印値の下にあります。 拇印の値は、スペースを入れず、一つの文字列として入力します。

    このコマンドの結果、エラーが返されることはありません。

    メッセージは以下で終了します。

    ...completed with 0. 
    

    SSL 証明書が更新されました。