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スプールがフルの場合のシナリオ停止方法

複数のレプリカ サーバが設定されたシナリオがある場合、[レプリカのスプールまたはディスクがいっぱいになったらシナリオを停止]プロパティを使用して、スプールまたはディスクがいっぱいになった場合に影響を受けるレプリカだけを停止するのか、またはシナリオ全体を停止するのかを指定できます。 デフォルト値は[オン]です。つまり、1 つのレプリカ上のスプールまたはディスクがフルになった場合、シナリオ全体が停止されます。 このプロパティが[オフ]に設定された場合は、該当するレプリカのみが停止されます。 再開されるまで、変更はそのレプリカには送信されません。 レプリカが再開すると、そのレプリカに対してのみ再同期がトリガされます。

このプロパティは、[シナリオのプロパティ]タブで、[レプリケーション]の[オプション設定]から設定します。

レプリカ ディスクまたはスプールがフルの場合のシナリオの停止

CA ARCserve RHA では、スプールの上限を超過した場合、またはディスクの空き容量がなくなりかけている場合に、マネージャの[イベント]ペインに警告が示されます。 その場合、プロパティの設定に応じてシナリオまたはレプリカが停止され、ディスクの空き容量を確認できます。 スプールは自動的にクリアされます。

停止されたレプリカを開始するには、マネージャで該当するレプリカを右クリックし、コンテキスト メニューから[レプリカの開始]を選択します。 再同期がトリガされ、再同期が完了した後、レプリケーションが再開されます。