相違点レポートは、ある時点におけるマスタとレプリカの差異を比較します。 マスタとレプリカの比較は、同期プロセスで使用されるのと同じアルゴリズムを使用して実行されますが、データは転送されません。 相違点レポートはレプリカごとに生成され、プロセスの最後にマネージャに送信されます。 このレポートはいつでも作成できます。
注: SQL Server 2008/Windows Server 2008 R2 プラットフォーム上で相違点レポートを実行した場合、SQL Server 2008 によるバッファ サイズの事前割り当て方法に関する相違点がレポートされます。 この違いはデータベースの整合性には影響がありません。
重要: マスタでデータが更新中に相違点レポートを開始することはお勧めしません。レプリカに適用されていないすべての更新は相違点として表示されるからです。
相違点レポートの作成方法
[相違点レポート]ダイアログ ボックスが開き、[同期方法]ダイアログ ボックスのものと同じ比較メソッドが表示されます。
この処理の最後に、各レプリカについての相違点レポートが生成され、すべてのレポートがレポート センターに送信されます。
CA ARCserve RHA では、アセスメント モードで実行するシナリオを停止した後、アセスメント モード レポートが生成されます。 このレポートには、シナリオの開始から停止までの間に、マスタからレプリカに転送されるはずのバイト数の合計に関する情報が表示されます。
転送バイト数の合計は、「タイム スタンプ」と呼ばれる事前定義された時間単位に対して計算されます。 デフォルトでは、タイム スタンプは 10 分ごとに計算されます。
注: タイム スタンプのデフォルトの間隔は変更できます。変更するには、ws_rep.cfg ファイルで AssessmentTimeSample パラメータに変更後の値を入力します。
アセスメント モード レポートのサマリの表には、シナリオの実行中に転送されるはずのデータについて、最小、最大、平均のサイズに関する統計情報が示されます。 また、圧縮形式で転送されるはずのデータに関する統計情報も提供されます。
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