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フル システム EC2 ハイ アベイラビリティ シナリオ用スイッチオーバーの実行
フル システム EC2 ハイ アベイラビリティ シナリオでは、マスタ サーバの応答がなくなった場合、以下のいずれかの方法を実行できます。
CA ARCserve RHA では、マスタが使用不可であることが検出された場合に、自動的にスイッチオーバーをトリガできます(フェールオーバ)。 あるいは、CA ARCserve RHA では問題の報告だけを行い、ユーザがマネージャから手動でスイッチオーバーを開始することもできます。 自動または手動でスイッチ オーバーが開始された後は、すべて自動で処理が行われます。
手動スイッチオーバーを選択しない場合、自動フェールオーバ オプションが有効化されている状態で、マスタ サーバからの応答がなくなると、自動フェールオーバが開始されます。 フル システム EC2 ハイ アベイラビリティ シナリオのスイッチオーバ プロセスは、以下の例外を除き、クラウドを使用しないシナリオと同一です。
- EC2 RHA アプライアンスが実行され、設定済みの AMI を使用して フェールオーバ EC 2 インスタンスが停止状態になります(CA ARCserve RHA では、4 つのパブリック AMI が提供されています)。 フェールオーバ EC2 インスタンスは、主要オペレーティング システムの同じバージョンおよびプロセッサ アーキテクチャ(W2K3 または W2K8、および x86 または、X86_64)の AMI からインスタンス化されます。
- フェールオーバ EC2 インスタンスのブート ボリュームは切断され、EC2 RHA アプライアンスに接続されます。
- レプリケートされたボリュームへの Xen ドライバ挿入が実行されます。
- フェールオーバ レプリカの元のブート ボリュームの Xen ドライバがコピーされます。
- レプリケートされたマスタ ボリュームのレジストリをマウントおよび変更する、ドライバ挿入ルーチンが実行されます。
- 元のフェールオーバ EC2 インスタンス ブート ボリュームは、Xen ドライバがコピーされたマシンから切断され削除されます。
- マスタのレプリケートされたボリュームは切断され、フェールオーバ EC2 インスタンスに接続されます。
- フェールオーバ EC2 インスタンスが開始されます。
注: スイッチオーバの詳細については、「スイッチ オーバとスイッチ バック」のトピックを参照してください。