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リカバリ シナリオの作成および実行

ベア メタル マシンには、ネットワーク内で一意の IP アドレスが割り当てられています。 データをリストアするには、このベア メタル マシンをレプリカとして、リカバリ シナリオを作成します。 この方法により、仮想マシンからベア メタル マシンにデータをリストアできます。

［データのリストア ウィザード］画面で以下の詳細を指定し、シナリオを作成します。

• ベア メタル マシンの IP アドレス。
• ボリューム - リストアするマスタ上のボリュームを選択します。 ベア メタル マシン上でのボリュームのサイズを手動で変更できます。

  注： リストアしないボリュームを除外することができます。

• ネットワーク アダプタ - マスタ ネットワーク アダプタにマップするレプリカ ネットワーク アダプタを選択します。 ワークグループ内のサーバに対しては、DNS リダイレクトを使用します。 DNS リダイレクトを使用するには、ドメイン管理者の認証情報を指定します。
• スイッチオーバー タイプ - 自動または手動。

このシナリオを実行すると、ベア メタル マシンにデータがリストアされます。 スイッチオーバー タイプに応じて、スイッチオーバー プロセスは自動的にトリガされるか、または、手動で開始する必要があります。

以下の手順に従います。

1. 管理者として CA ARCserve RHA にログインします。
2. ［クイック スタート］ペインから、［シナリオ管理］をクリックし、［CA ARCserve RHA マネージャ］を開きます。
3. スイッチオーバーまたはフェールオーバを実行するフル システム シナリオを選択し、［実行］をクリックします。

   データのリストア ウィザードが開きます。

4. ウィザード画面の指示に従い、リカバリ シナリオを作成および実行します。

   データはベア メタル マシンにリストアされます。 自動スイッチオーバーを選択した場合、スイッチオーバー プロセスが開始され、ベア メタル マシンは、マスタ サーバとして機能する準備が整っています。

   注： 手動スイッチオーバーを選択した場合、スイッチオーバー プロセスを手動で開始します。 「（オプション）手動スイッチオーバーの実行」を参照してください。

スイッチオーバー プロセスは以下のタスクを実行します。

• IP、DNS などのリソースを、マスタ サーバからベア メタル マシンに移動します。
• ベア メタル マシン上でドライバ挿入を実行します。
• マスタをシャットダウンします。
• ベア メタル マシンを再起動します。

  注： シナリオを停止すると、上記タスクは実行されず、ベア メタル マシンは完全には復旧されません。