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レプリケーションに使用するマスタ ディレクトリとその内容の選択

このセクションでは、レプリケーションに使用するマスタ上のディレクトリとファイルの選択方法について説明します。

注: 

重要: リモート ルート ディレクトリの UNC パス(¥¥server¥share)には、以下の制限事項があります。 このパスの種類は、リアルタイム レプリケーションのソース(マスタ上の)としてはサポートされていません。 ただし、リアルタイムでレプリケートされるデータのターゲットにはできます。つまり、レプリカ上でデータの保存先として使用することはできます。 この場合、ルート ディレクトリは ACL レプリケーションもサポートできます。

マスタ ディレクトリとその内容を選択する方法

  1. [シナリオ]ペインでレプリケートするデータのあるマスタ サーバの名前を選択します。
  2. [プロパティ]ペインで、一番下にある[ルート ディレクトリ]タブをクリックします。 このペインに[マスタ ルート ディレクトリ]の情報が表示されます。

  3. ペイン内の任意の場所を右クリックをして、[ディレクトリの参照と選択]を選択します。 または、[ディレクトリ]という名前のマスタ ルート ディレクトリをダブルクリックします。

    マスタ ルート ディレクトリ]ダイアログ ボックスが表示されます。

    マスタ ルート ディレクトリ]ダイアログ ボックスには 2 つの領域があります。 左側の領域には、ディレクトリおよびサブディレクトリのみが表示されます。 右側の領域には、ディレクトリおよびサブディレクトリと、それらのディレクトリ内のファイルが表示されます。 チェック ボックスをオンまたはオフにすることができます。 オンにすると、そのディレクトリおよびファイルはレプリケートされます。 オフのものは無視されます。

  4. ダイアログ ボックスの左側の領域で、該当するチェック ボックスをクリックして、マスタのレプリケーション シナリオに加えるディレクトリを選択します。 チェックしたものがマスタ ルート ディレクトリになります。 チェック ボックスをオンにすると、ディレクトリ名が太字になります。

    注:

  5. 右側の領域に表示されるサブディレクトリと特定のファイルのチェック ボックスをオフにすることができます。 オフにしたものはレプリケーションでは無視されます。

    注: 右側の領域でサブディレクトリおよびファイルをオフにすると、それらは無視されますが、ルート ディレクトリはチェックされたままです。 ただし、灰色のチェックマークでチェックされます。

  6. レプリケートするすべてのディレクトリとファイルの選択が終了したら、[OK]をクリックします。

    選択したディレクトリは[ルート ディレクトリ]ペインの[マスタ ルート ディレクトリ]列の下に表示されます。

    注: SQL Server のレプリケーションでは、レプリケーションの開始後に選択済みのルート ディレクトリに追加される予定のデータベースはレプリケートされません。