SharePoint の Web サイトでは、サードパーティ製 Web パーツをサポートしています。 マスタ サーバの Web パーツをレプリカ サーバの SharePoint Web サイトで使用できるようにするには、フェールオーバの完了後に Web パーツをレプリカ サーバにインポートする必要があります。
CA ARCserve RHA エンジンが、SharePoint ファームに接続された SharePoint 環境にインストールされている場合、インストール処理では、CA ARCserve RHA SharePoint COM+ がインストールされ、すべての SharePoint シナリオに対応する CAARCserveRHASPSCOMApp というサービスが登録されます。 CA ARCserve RHA エンジンをアンインストールする際には、アンインストール処理によって対応コンポーネントがアンインストールされ、登録解除されます。
Windows Server 2008 システムでは、Microsoft 分散トランザクション コーディネータ(MSDTC)サービスによって、Sharepoint COM+ アプリケーションが正常に開始できない場合があります。 これにより、SharePoint HA シナリオが重要な処理を実行できない場合があります。 たとえば、データベースの自動検出、このシナリオの実行、アシュアード リカバリ テストなどです。 この問題を解決するには、問題が発生しているサーバ(マスタまたはレプリカ)を再起動してください。
サーバ ファームについては、SharePoint HA 操作の失敗を防ぐために、CA ARCserve RHA SharePoint COM+ サービスのインストール後、マスタサーバ上のサービスのログオン アカウントをドメイン管理者に変更します。 レプリカ上のサービス ログオン アカウントは自動設定中に変更されます。
CA ARCserve RHA エンジン アップグレード中に、COM+ サービスはエンジンの旧バージョンと共に削除されます。 アップグレードが完了し、エンジンが再起動されると、COM+ サービスを自動的にインストールし開始できます。しかし、スタートアップ アカウントは、アップグレード前に設定されていたように、ドメイン管理者ではなく、ローカル システムに設定される場合があります。 シナリオを開始する前に、ドメイン管理者であるために手動でサービスを設定する必要があります。
シナリオ作成中、レプリカ自動設定用のドメイン管理者アカウント認証情報の入力を促すプロンプト メッセージが表示されます。 誤ったアカウントおよびパス フレーズ(SharePoint Server 2010)を入力すると、自動設定は失敗します。 再試行するには、シナリオ作成ウィザードで[戻る]をクリックします。
注: 自動設定では、レプリカ上の SharePoint サービスのログオン アカウントがユーザ指定のアカウントに変更されます。 マスタ上の SharePoint サービスのログオン アカウントが異なる場合は、レプリカ アカウントを手動で変更する必要があります。
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