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スイッチオーバーの開始

マスタが停止しているとみなされた後、自動的にスイッチオーバーが開始される設定を選択した場合、CA ARCserve HA が、サービスとデータベースのアクティブな状態へのリストアを自動的に試みます。 まず、CA ARCserve HA は以前にチェックした SQL サービスの再起動を試みます。 サービスが実行されている場合、次に、関連するデータベースをオンラインの状態にしようとします。 試みがすべて失敗した場合に、CA ARCserve HA はスイッチオーバーを開始します。 サービスとデータベースをリストアするこれらの試みは、スイッチオーバーを手動で開始する場合には実行されません。

手動スイッチオーバーを開始する方法

  1. [マネージャ]を開いて[シナリオ]ペインから該当するシナリオを選択します シナリオのステータスが「実行中」になっていることを確認します。
  2. [スイッチオーバーの実行]ボタンをクリックするか、[ツール]メニューから[スイッチオーバーの実行]を選択します。

    確認メッセージが表示されます。

  3. [スイッチオーバーの実行]確認メッセージで[OK]をクリックします。 この手順により、マスタ サーバからレプリカ サーバへのスイッチオーバーが開始されます。

    スイッチオーバー プロセスについての詳細な情報は、スイッチオーバー中[イベント]ペインに表示されます。

  4. スイッチオーバーが完了すると、シナリオは停止されます。

    注: 自動リバース レプリケーション[自動開始]と定義されている場合に限り、スイッチオーバー終了後もシナリオが継続実行される可能性があります。

    [イベント]ペインに、[スイッチオーバーが完了しました。]というメッセージに続き、[シナリオは停止しています。]というメッセージが表示されます。

    これで、マスタがスタンバイ サーバになり、レプリカがアクティブ サーバになります。