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UNIX ハイ アベイラビリティ シナリオの作成

シナリオ作成ウィザードを使用して、他の HA シナリオの作成と同様に UNIX HA シナリオを作成します。

Oracle データベースでの HA シナリオ作成の詳細については、「CA ARCserve RHA Oracle Server 操作ガイド」を参照してください。

新規 UNIX HA シナリオの作成方法

  1. CA ARCserve RHA マネージャを開始します。 [ファイル]-[作成]-[新規シナリオ]を選択するか、[新規シナリオ]ボタンをクリックします。

    [ようこそ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [新規シナリオの作成]をクリックしてシナリオ グループ名を入力するか、一覧からシナリオ名を 1 つ選択した後、[次へ]をクリックします。

    [サーバおよび製品タイプの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [ファイル サーバ]を選択し、[ハイ アベイラビリティ シナリオ(HA)]製品タイプが選択されることを確認します。 [レプリカ上のタスク]に[なし]を選択し、[次へ]をクリックします。

    [マスタおよびレプリカ ホスト]ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. シナリオ名を入力し、マスタ サーバとレプリカ サーバの両方のホスト名または IP アドレスおよびポート番号を入力して、[ホスト上の CA ARCserve RHA エンジンを検証]オプションを有効にして、[次へ]をクリックします。 ユーザ認証情報の入力を求められる場合があります。 その場合は、適切なユーザ認証情報を入力して、[OK]をクリックします。

    エンジン検証を有効である場合は、[エンジン検証]ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. 検証が完了するのを待ち、終了したら[次へ]をクリックして続行します。

    [マスタ ルート ディレクトリ]ダイアログ ボックスが開き、マスタ上で特定されたディレクトリのリストが表示されます。

  6. [次へ]をクリックします。

    [レプリカ ルート ディレクトリ]画面が表示されます。

  7. レプリカのディレクトリを設定して、[次へ]をクリックします。

    [シナリオのプロパティ]画面が表示されます。

  8. 必要なプロパティを設定して、[次へ]をクリックします。 シナリオのプロパティの詳細については、「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。

    [マスタとレプリカのプロパティ]画面が開きます。

  9. 必要なプロパティを設定して、[次へ]をクリックします。 マスタとレプリカのプロパティの詳細については、「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。

    [スイッチオーバー プロパティ]画面が表示されます。

  10. 必要なスイッチオーバー プロパティを設定して、[次へ]をクリックします。

    注: 推奨設定値がデフォルトですでに定義されています。 スイッチオーバー プロパティの設定の詳細については、「CA ARCserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。

    1. [スイッチオーバーとリバース レプリケーションの開始]画面が表示されます。
  11. 自動スイッチオーバーおよび自動リバース レプリケーションのコントロールのための以下のオプションに関する選択を行い、[次へ]をクリックします。
    スイッチオーバーの開始

    スイッチオーバーを自動で開始するか、または手動で開始するかを指定します。 自動スイッチオーバーは、マスタ サーバが停止するか、データベースの障害が検出された時に開始されます。 手動スイッチオーバーは管理者によって開始されます。 いずれの場合も、障害が検出された時点で通知メッセージが配信されます。

    リバース レプリケーションの開始

    リバース レプリケーションを自動で開始するか、または手動で開始するかを指定します。 スイッチオーバー後、シナリオが停止してリバース レプリケーションが開始されます。

    注: 実稼動環境で、これらの両方のオプションを自動に設定することはお勧めできません。

    [シナリオの検証]画面が表示されます。

  12. [シナリオの検証]プロセスが完了するまで待ちます。

    [シナリオの検証]でエラーが表示される場合、続行するにはそれらのエラーを解決する必要があります。 警告が表示される場合も、続けるにはそれらの警告を解決する必要があります。 変更を行った後、[再試行]をクリックして、検証を繰り返します。

  13. [次へ]をクリックします。

    [シナリオ実行]ダイアログ ボックスが表示されます。

  14. [今すぐ実行]をクリックして、同期を開始し、シナリオを有効にします。 [終了]をクリックすると、あとでシナリオを実行できます。
Solaris 上のノングローバル ゾーンの場合

グローバル ゾーンに複数のシナリオを作成し、そこからすべてのシナリオを管理します。 ほとんどの手順は同じですが、以下の点が異なります:

  1. マスタ IP アドレスとして、グローバル ゾーン IP アドレスを入力します。
  2. ゾーンおよびゾーン ルート ディレクトリ情報を取得するには、以下のコマンドを使用します:
    /usr/sbin/zoneadm list –vi
    
    zonecfg -z <zonename> info
    
  3. ルート ディレクトリの設定時、保護するパスとしてノングローバル ゾーン ルート ディレクトリを手動で追加します。 この場合、Oracle などのアプリケーションに自動検出を使用できません。