RMAN 関連
- UDP の読み取り専用データ ストアからは、RMAN バックアップのディスクへのエクスポートのみがサポートされています。
- [ログ シーケンス番号まで]オプションを使用した PDB のフル リストアはサポートされていません。
- UDP F9.1 では、Linux Oracle サーバに対して複数の Oracle 所有者アカウント(インストール ユーザ アカウント)はサポートされていません。
- 保護する必要があるデータベース(インスタンス)が Linux Oracle サーバ内に異なる Oracle 所有者アカウントでインストールされている場合は、手動で回避策を実行してください。
- 手動で回避策を実行するには、以下の手順に従います。
- 該当する Linux Oracle サーバ内にインストールされているデータベース(インスタンス)用に作成されたすべてのプランを展開します。
- RPS で、Unified Data Protection\Engine\Configuration\OracleDatabase インストール ディレクトリに移動し、適切なバックアップ ポリシーの XML ファイルを見つけて、以下のタグで Oracle 所有者アカウントを修正します。
- <oracleSourceHostItem>
- <userName>OracleOwnerAccount root</userName> [スペースで区切られたユーザ アカウント]
- </oracleSourceHostItem>
- RPS で、Unified Data Protection\Engine\Configuration\AssuredRecovery\Scheduled インストール ディレクトリに移動し、適切なアシュアード リカバリ ポリシーの XML ファイルを見つけて、以下のタグで Oracle 所有者アカウントを修正します。
- <oracleRMANInfo>
- <NonRootUserName>OracleOwnerAccount</NonRootUserName>
- <oracleRMANInfo>
- 注:
- 該当する Linux Oracle サーバの保護する必要があるすべてのデータベース(インスタンス)について、手順 2 と手順 3 を実行します。
- Linux Oracle サーバのデータベース(インスタンス)の 1 つに対してプランを再展開するかノード更新操作を実行した後は、バックアップおよびアシュアード リカバリ ポリシーで正しい Oracle 所有者アカウントが確実に使用されるように、手動の回避策を実行してください。
- UDP 9.1 では、Linux Oracle サーバを保護するため、複数の sudo ユーザ アカウントはサポートされていません。
- UDP 9.1 で追加された Solaris RMAN のサポートでは、Solaris サーバに対して複数の Oracle 所有者アカウント(インストール ユーザ アカウント)はサポートされていません。
- 復旧の前に PDB 表領域が削除された場合、PDB 表領域の詳細リストアはサポートされません。
- RECOVER 状態の PDB 表領域のバックアップはサポートされていません。
- CDB 全体をリストアすると、すべての PDB が MOUNTED 状態になります。
- RMAN では、再作成(クローンが作成)された論理エンティティの TSPITR は許可されません。そのため、クローン コマンドで作成された PDB 表領域のリストアは失敗し、以下のエラーが発生します。
- RMAN-03015: error occurred in stored script (ストアド スクリプトでエラーが発生しました)
- 削除された PDB を完全または詳細復旧で復旧することはできません。
- PDB の完全または PIT 復旧の場合、CDB は READ WRITE 状態である必要があります。
- PDB 全体の完全または PIT 復旧の場合、PDB は READ WRITE または MOUNTED 状態である必要があります。
- Solaris 11.x OS は、SMB 1.0 プロトコルに対してのみ SMB クライアントを実装します。Oracle® Solaris データベースの RMAN バックアップを実行する場合は、関連付けされたリスク ポリシーに従って SMB バージョン 1.0 が RPS で有効になっていることを確認してから、バックアップを実行してください。
- ソースとデスティネーションが 2 つの異なる Oracle のバージョンに存在する場合、代替ノードへのリストアはサポートされません。
- Arcserve UDP 8.0 のときに作成されたアーカイブのみの復旧ポイントを使用した別の場所へのリストアはサポートされていません。
- 8.1 でアーカイブ ログを別の場所または代替ノードにリストアする場合は、まず増分バックアップ(すべてのデータの種類)を実行する必要があります。その後に後続のアーカイブ ログのスケジュールをリストアに使用できます。
- Oracle リスナがデフォルト以外の場所で設定されている場合、Oracle データベースはノード リストに自動的に表示されないため、プランの作成中に手動で追加する必要があります。
- Oracle ノードでは、[ノード]メニューの[一時停止/再開]オプションは使用できません。
- Oracle 19c で表領域名にドル記号($)が含まれる場合、Oracle は表領域をサポートしません。
- 仮想アカウントを使用して Oracle データベースがインストールされている場合、詳細リストアはサポートされません。
- UDP 8.1 では、同じサーバにインストールされている異なる Oracle バージョンのデータベースのバックアップはサポートされていません。
- Oracle の制限に従ったテーブル復旧:
- SYSTEM および SYSAUX テーブルスペースから作成されたテーブルは復旧できません。
- システムまたはシステム ユーザから作成されたテーブルは復旧できません。
- RPS は、バックアップ、リストア、およびアシュアード リカバリ エージェントとして機能します。
- Standard Edition の場合、最新および中間の復旧ポイントからは、[すべて復旧]および[Point-in-Time (PIT)]を使用したフル DB リストアのみがサポートされます。
- Standard Edition の場合、最新の復旧ポイントからは、[すべて復旧]を使用した表領域のリストアがサポートされており、RMAN スクリプトでは UNTIL 句がサポートされません。
- Standard Edition の場合、Oracle はテーブル レベルのリストアをサポートしません。
- フル DB リストアの後、次回の増分バックアップは自動的にフル バックアップに変換されます。
- WRP サイズを変更した場合、次回のバックアップはフル バックアップになります。
- サポートするチャネルの最大数は 10 です。