インストール/アンインストール/リモート展開に関する考慮事項
- Arcserve UDP を 9.x から 10.0 にアップグレードする際、以下の 2 つの状況でシステムの再起動を要求されます。
- Windows 2016 の場合、アップグレードの処理中に、KB4054590 を利用できないと、.Net Framework のインストール後にシステムの再起動を要求されます。
- すべてのオペレーティング システムで、アップグレード処理の完了後、Microsoft SQL Server Express 2019 から 2022 へのデータベースのアップグレードが原因で、システムの再起動を要求されます。
- UDP 10.0 のオフライン インストールを UDP 6.5 Update 4、7.0、7.0 Update 1、または 7.0 Update 2 からのアップグレードとして行うには、前提条件として、Windows 2008、2008 R2、2012、2012 R2 の各マシンに以下の KB を手動でインストールする必要があります。
- オフライン インストールの実行時にシームレスなアップグレードをサポートするために、これらのマシンに VS2019 をインストールするには、以下の KB が必要です。
- Windows Server 2008 に必須: SP2 + Windows6.0-KB2999226-x64
- Windows Server 2008 R2 に必須: SP1 + Windows6.1-KB2999226-x64 および Windows6.1-KB976932-X64
- Windows 2012 Standard に必須: Windows8-RT-KB2999226-x64
- Windows 2012 R2 Standard に必須: Windows8.1-KB2919442-x64、Windows8.1-KB2919355-x64、Windows8.1-KB2999226-x64
- Arcserve UDP とすべてのコンポーネント(Linux エージェント以外)をインストールするには、統合インストーラを使用する 1 台のマシン(Windows 2008 R2、Windows 2012、Windows 2012 R2、Windows 2016、または Windows 2019)に少なくとも 32 GB の空き容量が必要です。
- Arcserve UDP エージェント(Windows)をインストールし、[Arcserve UDP エージェント変更トラッキング ドライバのインストール]オプションをオンにしない場合に、後で同じマシンを使用してバックアップを実行するときは、ドライバを手動でインストールする必要があります。このドライバをインストールするには、Arcserve UDP エージェント(Windows)ホーム フォルダの以下の場所にあるインストール ドライバのバッチ ファイルを実行します。
- <Install Path>\Engine\BIN\DRIVER\InstallDriver.bat
- Microsoft SQL Server 2012 SP1 (64 ビット)と Microsoft SQL Management Studio を組み合わせている場合は、Arcserve UDP エージェント(Windows)をインストールする前に Microsoft SQL Management Studio をアンインストールしてください。詳細については、Microsoft Web サイトの技術情報 770630 を参照してください。
- Microsoft SQL Server 2022 Express をデータベースとして選択した場合、日本語版では、Microsoft SQL Server 2022 Express の日本語版がインストールされます。他の言語では、Microsoft SQL Server 2022 Express の英語版がインストールされます。
- セットアップ ウィザードを使用して Arcserve UDP をインストールする場合、SQL Express をバックエンド データベースに選択すると、再起動を要求するメッセージが表示されることがあります。そのような場合は、マシンを再起動して Arcserve UDP の使用を開始します。