インスタント仮想マシン関連
- InstantVMagent.exe ファイルがクラッシュするか、InstantVM ジョブが失敗します。
- 詳細な構成オプションを編集するには、インベントリ パネルで ESXi/ESX ホストを選択します。
- [Configuration] > [Software] > [Advanced Settings]に移動して、[Settings]ウィンドウを起動します。
- 画面に、ボリューム数をデフォルトから最大までに設定するためのオプションが表示されます。
- NFS の場合は[NFS.MaxVolumes]を選択します。これは、vSphere ESXi/ESX ホストによって同時にマウントできる NFS データストアの数を制限します。
- 注: ESXi 6.7 のデフォルト値は 8 です。ESXi 7.0 のデフォルト値は 32 です。ただし、ESXi/ESX バージョンでは、最大値まで増やすことができます。
- インスタント VM ジョブを作成し、[仮想ディスクの更新を VMware データストアにリダイレクト]オプションを選択した場合、すべてのデータセット ファイルが VMware データストアにコピーされるわけではありません。この問題は、インスタント VM 機能が vSphere データ セット(vSphere 8.0 で新しく導入)をサポートしていないことが原因で発生します。
- インスタント仮想マシンによって Windows 11 VM のゲスト OS 情報が作成されると、vSphere 8.0 では Windows 10 として表示されます。
- インスタント仮想マシンによって Rocky Linux および AlmaLinux の VM のゲスト OS 情報が作成されると、vSphere 8.0 では Red Hat Enterprise Linux 8 として表示されます。
- ESX サーバ上で Linux インスタント VM ジョブを実行できません。
- IVM ジョブは、XFS ボリュームを持つ SLES 15 では動作しません。
- インスタント VM の名前と場所が、予期したように表示されません。
- 現象
- ESX 情報を使用してログインし、リソース プールをインスタント VM の場所として選択した場合、インスタント VM がリソース プールではなく ESX ホストの下に配置されます。インスタント VM をコンソールから削除し、同じ名前でインスタント VM を再作成した場合、インスタント VM のタイムスタンプに追加されるサフィックス(1)が名前に追加されます。
- 解決策
- この問題は、vCenter が ESX サーバを管理することにより発生します。代わりに、vCenter のログイン情報を使用してインスタント VM を作成します。
現象
ESX で、NFS ボリューム数が最大に達すると、InstantVM ジョブが失敗するか、InstantVMagent.exe ファイルがクラッシュする場合があります。
解決策
この問題を回避するには、以下を行います。
現象
vCenter で ESX サーバを管理している場合、ESX サーバでの Linux インスタント VM ジョブの実行と VDS ネットワークの選択が失敗します。
解決策
インスタント VM で IP を特定できません。この問題を回避するには、vCenter に対するインスタント VM ジョブを指定してから ESX サーバを選択します。
現象
XFS ボリュームを持つ SLES 15 で IVM ジョブを実行すると、Linux インスタント VM ジョブが失敗します。
解決策
Cent OS 7.5+ Live CD で BMR ジョブを実行します。
- IP アドレスを使用してノードを追加する場合、バックアップ プランを作成してバックアップ先として共有フォルダを指定します。ノード リスト ビューからのインスタント VM の作成は失敗する可能性があります。ただし、デスティネーション ビューからインスタント VM を作成できます。あるいは、ホスト名を使用してノードを更新し、インスタント VM の再作成を試行できます。
- 復旧ポイントにミラーリングされたシステム ボリュームがあり、その復旧ポイントを使用してインスタント仮想マシン(インスタント VM)を作成した場合、死のブラック スクリーン(Black Screen of Death)などのエラー メッセージが表示される可能性があります。
- Hyper-V の場合、インスタント VM は復旧サーバの再起動後に起動に失敗します。
- 現象
- インスタント VM を起動し、Hyper-V 復旧サーバを再起動した後、インスタント VM を起動できない可能性があります。
- 解決策
- ブート問題を解決するには、インスタント VM を再起動します。
- Windows Server 2012 では、ダイナミック ディスク上の NFS の作成が失敗します。この問題を解決するには、ベーシック ディスクを使用するか、またはパッチを適用できます。
- パッチの詳細については、Microsoft の KB 記事を参照してください。
- デスティネーション ハイパーバイザが Windows 2016 Hyper-V の場合、仮想マシンのハートビートを確認できません。
- 現象
- Hyper-V ハートビートに関連するソース マシンに更新を適用していない場合、Windows 2016 Hyper-V 上で仮想マシンのハートビートの検出に失敗し、アクティビティ ログに以下の警告メッセージが表示されます。
- Integration Service ISO file [C:\Windows\System32\vmguest.iso] does not exit (統合サービス ISO ファイル [C:\Windows\System32\vmguest.iso] が存在しません)
- 解決策
- 回避策として、Windows Update によって統合サービスを更新します。Vmguest.iso イメージ ファイルは必要なくなり、Windows Server 2016 の Hyper-V には含まれなくなりました。
- 更新を手動でインストールするには、KB 記事を参照してください。
- VMware のインスタント VM が起動しません。
- ソース ノードが Windows 2008 サーバで、EFI システムから起動した場合、VMware 上のインスタント VM は起動できず、EFI 環境に入れません。
- 解決策
- Windows ブート エントリを EFI 環境に手動で追加します。
- 以下の手順に従います。
- VM が EFI 環境に対して起動した後、以下のオプションのいずれかの詳細を入力します。
- ESXi 5.x: Boot Maintenance Manager
- ESXi 6.x: Enter Setup
- [Configure boot options]を選択します。
- [Add boot option]を選択します。
- EFI パーティション上の EFI\Microsoft\Boot\ フォルダにある bootmgfw.efi ファイルを選択します。
- [Windows Boot Manager]を選択し、[Commit Changes and exit]を選択します。
- [Reset the system]を選択して、仮想マシンを再起動します。
[Windows Boot Manager]オプションを使用すると、Windows は正常に起動します。
- VM が EFI 環境に対して起動した後、以下のオプションのいずれかの詳細を入力します。
現象
- 復旧サーバ上で VMware NFS として使用される Windows ボリュームがフォーマットされた場合、インスタント VM の作成が失敗します。
- 現象
- Windows ボリュームを NFS 共有フォルダとして割り当て、共有ボリュームのパスをインスタント VM ファイル パスにとして提供した場合、Windows ボリュームをフォーマットする際にインスタント VM の作成が失敗します。この問題は、ESXi ホストが NFS データ ストアを追加できないために発生し、VMware に以下のエラー メッセージが表示されます。
- vmkernal.log ファイルには、以下のエラー ログが表示されます。
- 解決策
- この問題を解決するには、復旧サーバで以下の手順を実行します。
- [コントロール パネル] - [システムとセキュリティ] - [管理ツール]から、[管理ツール]を開きます。
- [サービス]をクリックします。
- [サービス]ダイアログで、[NFS 用サーバ]を右クリックし、[サービスの停止]をクリックします。
- [サービス]が停止します。
- 再び[NFS 用サーバ]を右クリックし、[サービスの開始]をクリックします。
- [サービス]が開始します。
- ボリュームを使用してインスタント VM を再度作成します。
- インスタント VM が作成されます。
VMware で VM の作成が失敗しました。
No underlying device for major, minor
- インスタント VM で、復旧ポイントのリストが表示されません。
- エージェントレス バックアップ プランを作成し、バックアップ先としてローカル パスを指定した場合、インスタント VM で復旧ポイントのリストが表示されません。
- 解決策
- この問題を解決するには、バックアップ先として共有フォルダを使用します。
- インスタント仮想マシンが起動に失敗します。
- Hyper-V にインスタント VM を作成し、ターゲット ハイパーバイザが Windows Hyper-V 2012 R2 である。
- バックアップ先が復旧ポイント サーバであり、復旧ポイント サーバが仮想マシン内にインストールされていて、仮想マシンが同じ Hyper-V サーバ上にある。
- InstantVM フェーズの作成で設定された VM ファイル フォルダと、復旧ポイント サーバの VHDX ファイルが、その Hyper-V サーバの同じボリューム上にある。
- コンソールからインスタント VM を作成するときに、異なるボリュームに VM ファイル フォルダを設定します。
- バックアップ先として別の Windows Hyper-V サーバを使用します。
現象
現象
インスタント仮想マシンは起動せず、次のエラー メッセージが表示されます。
サーバ xxxxx 上でデデュプリケーション データの役割と通信できませんでした。ネットワーク エラー = [接続がタイムアウトしました。]
ディスク GUID [{20461698-FF5E-46B0-8DB3-1571DE46E752}] の仮想ディスク ファイル [E:\test\UDPIVM_liuxi02-win16_{9B72149A-FB17-4736-9D98-0410C9462C3B}\InstantVM\disk2061091111.VHDX] を処理できませんでした。エラー メッセージ: No waiter is present for the filter's reply to this message. (このメッセージにフィルタが応答するのを待機しているものはありません。)
ディスク GUID [{20461698-FF5E-46B0-8DB3-1571DE46E752}] の仮想ディスク ファイル [E:\test\UDPIVM_liuxi02-win16_{9B72149A-FB17-4736-9D98-0410C9462C3B}] を処理できませんでした。エラー メッセージ: バックアップ先からディスク データを読み取れませんでした。
この問題は以下の条件を満たすときに発生します。
注: この問題は、Windows Hyper-V 2016 では発生しません。
解決策
この問題を回避するには、以下のいずれかの手順を実行します。