ファイル コピーまたはファイル アーカイブ関連
- ファイル コピーまたはファイル アーカイブ タスクのプレフライト チェックがまだ実行されているときに、リストア UI の[ファイル コピーの参照]オプションを使用してファイル コピーをリストアしようとすると、ファイル コピーまたはファイル アーカイブのカタログ再同期ジョブが失敗しました。
- 現象
- ファイル コピー プランを変更して保存した後、リストア UI で[ファイル コピーの参照]オプションを選択すると、以下のエラーが発生し、ファイル コピーまたはファイル アーカイブ ジョブに使用されるネットワーク共有またはクラウド(AWS/Azure)デスティネーションに関係なくカタログの再同期を実行するように求められます。
- Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ <ホスト名> に接続できませんでした。サーバが稼働および実行中で、アクセス可能であることを確認し、D2D サービスが実行されていることを確認してください。カタログの再同期を今すぐ実行しますか?
- カタログの再同期を実行するために[はい]を選択すると、ファイル コピーのカタログ再同期ジョブが失敗し、アクティビティ ログに以下のメッセージが表示されます。
- 別の場所のファイル コピーのカタログ再同期ジョブが失敗しました。
- 解決策
- この問題を回避するには、カタログ再同期ジョブを再度実行します。
- カタログの再同期を実行するには、以下を行います。
- Arcserve UDP エージェント(Windows)にログインします。
- ホーム ページで、[リストア]を選択します。
- [リストア]ページで、[ファイル コピーの参照]オプションをクリックします。
- [ファイル コピーの参照]オプションによって、暗黙的にカタログの再同期が実行されて、ファイル コピーまたはファイル アーカイブの復旧ポイントが一覧表示されます。
- ファイル コピー/アーカイブ ジョブの起動が失敗する可能性があります。
- 現象
- まれに、復旧ポイントを指すために使用されるファイルをファイル コピー/アーカイブ用に保持する必要があり、ジョブが完了した後に削除する必要があります。そのようなファイルの名前は、特定のノードのバックアップ先フォルダの下に *.alck ファイルとして保存され、ファイル サイズは 0 KB になります。
- 解決策
- 回避策として、これらのファイルを確認して手動で削除できます。
- 未完了ステータスのファイル コピー/アーカイブ ジョブでは、電子メール アラート環境設定を使用できません。ただし、電子メール アラートは完了として送信されます。
- プランを一時停止した後でも、ファイル コピー ジョブがトリガされます。
- 現象
- 各バックアップ後にファイル コピー ジョブを実行するように設定した場合、プランを一時停止した後でも、利用可能なセッションに対してファイル コピー ジョブがトリガされます。
- 解決策
- ファイル コピー ジョブが利用可能なセッションを完了するまで待つ必要があります。
- ファイル コピー ジョブは、既存のプランからファイル コピー タスクを削除した後も引き続き実行されます。
- 現象
- バックアップ デスティネーションがローカルまたはリモートとして設定されている場合、ファイル コピー ジョブは UDP 7.0 の既存のプランから FC タスクを削除した後も引き続き実行されます。
- 解決策
- エージェントの C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\Configuration に移動します。
- ArchiveConfiguration.xml を削除します。
- UDP エージェント サービスを再起動します。
- Azure クラウドでいくつかの不要な HTML ファイルが作成されます。
- 現象
- ファイル コピー ジョブ中にファイルがスキップされると、同じセットの不明な HTML ファイルが生成されます。
- 解決策
- 生成されたファイルはファイル コピー ジョブに影響を与えないので、そのまま続行できます。
- ファイル コピー カタログのカスタム パスを指定できません。
- 現象
- ファイル コピー カタログのカスタム パスを指定できません。
- 解決策
- ローカルまたはネットワーク共有へのバックアップでは、カタログ ファイルは UDP_HOME/Engine/Catalog フォルダに保存されます。
- カタログ パスを別の場所に設定するには、ジャンクション ポイントを作成します。
- 注: ジャンクション ポイントの作成には、ローカル ボリュームのみが許可されています。
- ジャンクション ポイントを作成するには、以下の手順に従います。
- ファイル コピー カタログを保存するのに十分なストレージを持つローカル ボリュームを選択します。
- ローカル ボリュームでディレクトリを作成します。
- たとえば、E:\FC-Catalog.
- Windows のコマンド プロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを実行して、カタログ パスを設定します。
- mklink /J "UDP_HOME\Engine\Catalog" "File Copy Catalog Path"
- 例: mklink /J "C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\Catalog" "E:\FC-Catalog"
- 以下の問題は、ファイル コピー フィルタに関連したものです。
- フォルダ名をフル パスなしで指定した場合にのみ、フォルダ名が除外されます。
- たとえば、ABC という名前のフォルダが F:\XYZ\ABC の場所に存在し、ABC フォルダを除外するには、フィルタ セクションで「ABC」というフォルダ名のみを入力します。
- ファイル名を拡張子付きで指定すると、ファイル名が除外されます。
たとえば、1 という名前のファイルが F:\XYZ\1 の場所に存在し、このファイルを除外するには、フィルタ セクションで「1.txt」と入力します。
- UDP 7.0 以降のバージョンの RPS を使用して UDP 6.5 Update 4 エージェントでファイル コピーおよびファイル アーカイブ リストア ジョブを実行できません。
- 現象
- バージョン 7.0 以上の RPS を使用して UDP 6.5 Update 4 エージェントでファイル コピーおよびファイル アーカイブ リストア ジョブを実行すると、リストアジョブが失敗し、以下のエラーが表示されます。
- ファイル コピー デスティネーションが空かまたはアクセスできません。
- 解決策
- この問題を回避するには、ファイル コピーおよびファイル アーカイブ リストア ジョブを実行するために、エージェントを UDP 6.5 Update 4 から UDP 7.0 または UDP 8.0 にアップグレードします。