未完了のバックアップ ジョブ ステータス関連
現象
エージェント ベースの Linux および Oracle データベースのバックアップ ジョブを除くすべてのプライマリ ジョブのバックアップ ジョブ アクティビティ ログにおける特定の警告メッセージが原因でバックアップ ジョブが完了しない場合、バックアップ ジョブのステータスは[未完了]と表示されます。
注:
- プライマリ バックアップ ジョブのステータスが[未完了]であっても、セカンダリ ジョブは実行を継続します。
- 未完了のバックアップ ジョブ ステータスの電子メール アラートを設定できます。
解決策
この問題を解決するには、以下の手順に従います。
- 未完了のバックアップ ジョブに関する警告メッセージのリストを表示するには、[ログ]タブ > [メッセージ]に移動します。
-
- コンピュータで、以下の場所にある IncompleteStatus.ini ファイルを見つけて開きます。
- C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\Configuration
- 注:
- IncompleteStatus.ini ファイルを変更する前に、バックアップとして IncompleteStatus.ini ファイルの名前を変更するか、ファイルを別のディレクトリにコピーしてください。
- エージェントレス バックアップの場合は、プロキシ サーバで IncompleteStatus.ini ファイルを変更してください。
- エージェントベースのバックアップの場合は、エージェント マシンで IncompleteStatus.ini ファイルを変更してください。
- .ini ファイルでは、以下を実行できます。
- ファイルに警告メッセージがない場合は追加します。以下の形式を使用して、警告メッセージを追加します。
- メッセージ ID #[警告メッセージのテキスト]
- 警告メッセージの ID とテキストを削除して、ジョブを完了に設定します。
- # を使用して警告メッセージの ID をコメント化して、ジョブを完了に設定します。
- 例:
-
- 注: 未完了のバックアップ ジョブ ステータスを完了に修正するために、関連するすべての警告メッセージに対してコメントの削除または追加をしてください。
メッセージ ID を削除またはコメント化すると、[未完了]のジョブ ステータスは[完了]または[成功]に設定されます。