拡張設定の指定

[拡張]タブを使用して、プランの完了に必要なその他の設定を適用できます。これ以上の設定を追加する必要がない場合、これはオプションです。[拡張]タブに表示されるオプションの一部は、前のタブで選択した内容に応じて変わります。たとえば、[ハートビート プロパティ]オプションは、[テスト設定]でテストの種類としてインスタント仮想マシンを選択した場合にのみ表示されます。

ハートビート プロパティ

注: このオプションは、テストの種類としてインスタント仮想マシンを選択した場合にのみ表示されます。

タイムアウト

アシュアード リカバリ VM のハートビートをプロキシ サーバが待機できる最長時間を指定します。アシュアード リカバリ VM が定義されているタイムアウトより長く使用できない場合は、アシュアード リカバリ テストのジョブが失敗します。

周期

プロキシ サーバがアシュアード リカバリ VM のハートビート ステータスを確認する頻度を指定します。

注: アシュアード リカバリ テストの復旧ポイントのソースとして、エージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションを選択した場合、このオプションは表示されません。

チェック ポイント

注: このオプションは、テストの種類としてインスタント仮想ディスクを選択した場合にのみ表示されます。

ファイル システムの確認

ファイル システムおよびボリュームのサイズがソース マシンと同様であるかどうかを確認します。

チェック ディスク コマンドを実行

インスタント仮想ディスクで公開されているボリューム上でディスク チェック コマンドを実行して、データの整合性を確認します。

プロキシ上のカスタム コマンドの場所

注: アシュアード リカバリ テストの復旧ポイントのソースとして、エージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションを選択した場合、このオプションは表示されません。

プロキシ サーバに保存されているカスタム スクリプトを指定します。プロキシ サーバのボリューム情報を参照できます。IVM アシュアード リカバリ タイプが選択されている場合、スクリプトは VM にコピーされ、VM の起動時に実行されます。IVHD アシュアード リカバリ タイプが選択されている場合、スクリプトはプロキシ サーバ上で実行されます。

注: アシュアード リカバリ ジョブは、実行可能 Windows bat スクリプトまたは実行可能バイナリのみをサポートできます。しかし、この制限によってアシュアード リカバリ ジョブの使用は制限されません。以下のコンテンツを含む test.bat など、PowerShell スクリプトを起動するために記述した Windows バッチ スクリプトを使用できます。

Powershell.exe -NoProfile -ExecutionPolicy ByPass -Command "& '%ScriptPath%\AR-check.ps1'"

さらに、以下の引数が要件に従ってスクリプトに渡されます。

- set PlanName=%1%

- set NodeName=%2%

- set ProxyServer=%3%

- set RecoveryPointName=%3%

- set MountPointRootPathName=%5% (テストの種類がインスタント仮想ディスクの場合にのみ該当)

その結果、bat が呼び出され、以下のように実行されます。

テストの種類がインスタント仮想マシンの場合:

"%ScriptPath%\test.bat PlanName NodeName ProxyServer RecoveryPointName

テストの種類がインスタント仮想ディスクの場合:

%ScriptPath%\test.bat PlanName NodeName ProxyServer RecoveryPointName MountPointRootPathName

終了コード

ジョブの成功または中止用の終了コードを指定します。

ジョブが成功

スクリプトが終了コードを返すときにアシュアード リカバリ ジョブが成功に設定されることを指定します。

ジョブを中止

スクリプトが終了コードを返すときにアシュアード リカバリ ジョブが中止に設定されることを指定します。

ジョブを中止するまでの最大実行時間

指定された時間より長くスクリプトを実行するかどうかを指定します。

デフォルト値: 15 分。

プロキシ上の Linux 実行前/後スクリプトの設定

注: アシュアード リカバリ テストの復旧ポイントのソースとして、エージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションまたはホスト ベースのエージェントレス バックアップ/レプリケーションを選択した場合にのみ、このオプションが表示されます。

アシュアード リカバリ ジョブの終了後に Linux バックアップ サーバで実行します

Linux バックアップ サーバのアシュアード リカバリのジョブの完了後に実行する Linux プロキシ上のスクリプトを指定します。

アシュアード リカバリ VM の起動後にアシュアード リカバリ VM で実行します

アシュアード リカバリ VM の起動後にアシュアード リカバリ VM で実行する Linux プロキシ上のスクリプトを指定します。

ジョブを中止するまでの最大実行時間

指定された時間より長くスクリプトを実行するかどうかを指定します。

電子メール アラートの有効化

電子メール アラートを有効にすることができます。電子メール設定を指定し、電子メールで受信するアラートの種類を設定することができます。このオプションを選択すると、以下のオプションを選択できるようになります。

電子メールの設定

電子メール設定を指定できます。[電子メールの設定]をクリックして、電子メール サーバおよびプロキシ サーバの詳細を設定します。電子メール アラート設定の指定方法の詳細については、「電子メールとアラートの設定」を参照してください。