ダッシュボード
[ダッシュボード]タブでは、過去 7 日間の最新のタスク ステータスおよびデータ ストレージをグラフィカルに表示できます。[ダッシュボード]を使用すると、以下のアクションを実行できます。
- 最後に更新された時刻を表示します。[更新]アイコンをクリックすると、ダッシュボードに最新のデータが表示されます。
- RTO 棒グラフをクリックすると、RTO レポート ページが直接開きます。
- [最終のタスク ステータス]のグラフで選択するフィルタに応じて、ノードまたはプランの最新のタスク ステータスを表示します。
- [成功]は、ノードが正常にバックアップされていることを示します。
- [失敗]は、前回のバックアップが成功しなかったことを示します。
- [キャンセル]は、前回のバックアップが停止されたことを示します。
- [Missed]は、前回のバックアップがスケジュールどおりに実行されなかったこと示します。
- [未接続]は、Arcserve UDP コンソールからノードへの接続が失敗したことを示します。
- [未完了]は、リストア ジョブが完了していないことを示します。
[ダッシュボード]タブで、以下のオプションのグラフを表示できます。
最終のタスク ステータス
[最終のタスク ステータス]は最新のタスク ステータスを指し、ステータスを表示するための複数のフィルタを使用できます。フィルタ オプションでの選択に基づいて、前回のタスク ステータスを表示できます。たとえば、[すべてのノード]を選択して、すべてのノードの前回のタスク ステータスを表示したり、任意のプランを選択して、このプランによって保護されているノードの前回のタスク ステータスを表示したりできます。さらに、特定のタスクの種類によってフィルタ処理できます。[すべてのノード]を選択すると、以下のステータスを表示できます。
円グラフから各スライス(ステータス)をクリックすると、[リソース]ページが開き、関連するノードが表示されます。たとえば、円グラフから[成功]をクリックした場合は、[リソース]ページが開きます。[リソース]ページには、プランがないノードが表示されます。また、[成功]フィルタは、[リソース]ページであらかじめ選択されています。
実際のデータ、リストア可能なデータ、および Raw データ サイズ: 7 日間
このグラフは、過去 7 日間の Raw データ vs リストア可能なデータ vs 実際のデータ ストレージを表します。
リストア可能なデータ サイズ
その日すべてのターゲット ストレージに保存されたデータからリストアできるデータのサイズを表します。バックアップの種類(フル バックアップまたは増分バックアップ)にかかわらず、すべての復旧ポイントがフル ソースのリストアに使用されます。このサイズは、リストアされるソースのすべての利用可能なサイズの合計サイズです。
例: Raw データが 30 GB の場合、圧縮およびデデュプリケーションの後のサイズは 22 GB で、初回のフル バックアップでリストア可能なデータは 30 GB になります。増分の変更が 4 GB の場合、リストア可能なデータ サイズは 30+34 GB = 64 GB となります。
実際のデータ ストレージ サイズ
最終的なデータのサイズを表します。Raw データを圧縮し、Raw データから重複しているデータ ブロックを削除して、いくつかのメタデータを追加すると、Raw データは最終的なデータとなり、ターゲット ストレージに保存されます。
Raw データ サイズ
ソースから読み取られ、ターゲットに転送されるデータを表します。
RTO および RPO の SLA レポート
Arcserve UDP では、サービス レベル アグリーメント(SLA)レポートを導入し、目標復旧ポイント(RPO)と、目標の復旧時間(RTO)に関連するコンプライアンス レポートを生成する組織を手助けします。
RTO レポート
Arcserve UDP RTO レポートは、実際の復旧時間と目標の復旧時間の値の比較結果を表示するコンプライアンス レポートです。このレポートでは、ファイル システムのリストア、VM 復旧、BMR、インスタント VM、およびアシュアード リカバリなど、実行されたすべてのリカバリ タイプのジョブが対象となります。棒グラフでは、複数の色を使用して、ジョブのステータスを表示します。レポートをさらにドリルダウンして、RTO の一致、不一致、未テスト、および未定義のステータスでフィルタリングされるノード レベル ステータスを表示できます。
RPO レポート
Arcserve UDP RPO レポートは、指定された期間に利用可能な復旧ポイントを含む合計ノード数を棒グラフ ビューに表示します。分類基準は、最新の復旧ポイントの経過時間(15 分、過去 1 時間、12 時間、最終日など)、最も古い復旧ポイントの経過時間(30 日およびそれ以前)、月単位の分布(1 月から 12 月)です。レポートをさらにドリルダウンして、選択されたカテゴリのノード レベル ステータスを表示できます。
注: ダッシュボードでは、特定の月の RPO レポートを直接表示できます。レポートのデータは Arcserve UDP ダッシュボードから直接取得されます。ダッシュボードで、ある月の RPO 棒グラフの内側をクリックすると、RPO 画面にその特定の月の RPO レポートが表示されます。