CHAP 認証が有効化されているときの Nimble ストレージに関する考慮事項
Nimble ストレージで CHAP 認証が有効にされている場合は、ハードウェア スナップショットをバックアップすることができます。
注:ESXi 5.0 には SQLite がないため、CHAP 認証は ESXi 5.0 ではサポートされていません。
以下の前提条件を満たしている必要があります。
前提条件
重要:前提条件は、ホスト ベースのエージェントレス バックアップ ジョブで転送モードとして SAN を使用する場合にのみ適用されます。
- CHAP 認証が有効になるように Nimble ストレージが設定されている ESXi 上で SSH を有効にします。
- プロキシ マシンに、iSCSI ターゲット デバイスを設定するために必要な iscsicli コマンド ライン インターフェースが存在することを確認します。
- Powershell スクリプトを実行するために、プロキシ マシン上で実行ポリシーを RemoteSigned に設定します。以下のコマンドを使用します。
- Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
- CHAP 認証が有効になるように設定されている Nimble ストレージに対して、Powershell スクリプトによって ESXi 認証情報を保存します。
- 以下の手順に従って ESXi 認証情報を保存します。
- プロキシ上で Powershell から「StoreESXCredentials.ps1」Powershell スクリプトを実行します。
- IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードに関する詳細を入力するように求められます。
- 3 つのパラメータをすべて入力します。
- 認証情報は CSV ファイル「ESXCredentials.csv」に保存され、パスワードが暗号化されます。
- Powershell スクリプトを探すには、以下の手順に従います。
- プロキシ マシンにログインし、Powershell を開きます。
- 以下のディレクトリに移動します。
- 注:パスは、インストール ディレクトリに基づいて変わります。
- C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN
- 以下の Powershell スクリプトを実行します。
- PS C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN> .\StoreESXCredentials.ps1