インスタント仮想マシンの前提条件の確認
インスタント VM を作成する前に、以下の前提条件を完了します。
- Arcserve UDP バックアップが少なくとも 1 つ設定されていることを確認します。
- Arcserve UDP エージェントが復旧サーバにすでにインストールされていることを確認します。
- デスティネーション ハイパーバイザが VMware vCenter/ESX(i) サーバの場合に NFS 機能が復旧サーバにインストールされていることを確認します。
- 復旧サーバのオペレーティング システムが 64 ビット Windows Server 2008 R2 以降であることを確認します。
- 復旧サーバにインスタント VM 用の十分な空き容量があることを確認します。
- インスタント VM の必要なタスクを実行する最小限の権限があることを確認します。詳細については、「IVM タスクに必要な VMware の最小限の権限」を参照してください。
注: マシンを起動できます。NIC は、UI でのユーザ入力に基づいて設定されます。
考慮事項
- インスタント VM が Hyper-V クラスタで開始された場合、ノード間でのインスタント VM のマイグレートはサポートされていません。
- Linux エージェントのバックアップからインスタント VM を作成する場合、インスタント VM によって作成された仮想マシンの設定を vSphere クライアントを使用して変更することはできません。vSphere Web クライアントを使用して、仮想マシン設定を変更する必要があります。
- NFS データ ストアの数が、ESXi/ESX ホスト上の NFS マウントの最大数に達した場合、インスタント VM を作成すると、Arcserve UDP では、NFS データ ストアの作成に失敗します。ESXi/ESX ホスト上の NFS マウントの最大数を増やすには、VMware ナレッジ ベース記事を参照してください。
- エージェントレス バックアップからの復旧ポイントであり、デスティネーション ハイパーバイザが vsphere ESX/VC である場合は、Linux バックアップ サーバ マシン上で NFS サーバが必要です。
- ターゲット ハイパーバイザが MS Hyper-V の場合、net コマンドは Linux バックアップ サーバで使用可能である必要があります。このコマンドは、samba クライアント パッケージによってインストールされている可能性があります。
- 仮想マシンは、以下の状況では機能しません。
- 復旧サーバが再起動している場合
- 復旧サーバがクラッシュしている場合
- 復旧サーバとバックアップ先(データ ストアまたは共有フォルダ)の間のネットワーク接続が切断されている場合