サイトのリストア

以下の手順に従います。

  1. 接続されていないコンテンツ データベースからサイト コンテンツを復旧します。
  2. 全体管理の使用

    1. [サイトまたはリストのエクスポート]オプションを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
    2. サイトを選択し、エクスポート パッケージのファイルの場所を入力します。
    3. 例: リストアするサイトの名前は TestSite1 で、URL は /TestSite1/ です。

    4. セキュリティとバージョンのオプション(デフォルトでは[すべてのバージョン])を選択します。
    5. [エクスポートを開始する]ボタンをクリックしてエクスポートを開始すると、サイトがファイルにエクスポートされます。

    PowerShell コマンドの使用

    1. $database = Get-SPContentDatabase -ConnectAsUnattachedDatabase -DatabaseName xxxx -DatabaseServer xxxx
    2. ConnectAsUnattachedDatabase: ファーム内の未接続のデータベースのみを返すように指定します。
    3. DatabaseName: コンテンツ データベースの名前を指定します。
    4. DatabaseServer: DatabaseName パラメータで指定されたコンテンツ データベースのホスト サーバの名前を指定します。
    5. 詳細については、Microsoft の記事を参照してください。
    6. エクスポートするオブジェクトの設定
    7. $ExportObject = New-Object Microsoft.SharePoint.Deployment.SPExportObject
    8. $ExportObject.Type = [Microsoft.SharePoint.Deployment.SPDeploymentObjectType]::Web
    9. $ExportObject.Url = $SiteUrl
    10. $SiteUrl: サイトをバックアップする場所の URL を指定します。
    11. エクスポート設定の環境設定
    12. $ExportSettings = New-Object Microsoft.SharePoint.Deployment.SPExportSettings
    13. $ExportSettings.UnattachedContentDatabase = $database
    14. $ExportSettings.SiteUrl = $CAUrl
    15. $CAUrl: 全体管理サイトの URL を指定します。
    16. $ExportSettings.FileLocation = $ExportPath
    17. $ExportSettings.LogFilePath = $ExportPath
    18. $ExportPath: バックアップ ファイルを保存するパス(C:\backup など)を指定します。
    19. $ExportSettings.BaseFileName = $ExportFile
    20. $ExportFile: バックアップ ファイルのファイル名(site.cmp など)を指定します。
    21. $ExportSettings.IncludeVersions = [Microsoft.SharePoint.Deployment.SPIncludeVersions]::All
    22. $ExportSettings.ExportMethod = [Microsoft.SharePoint.Deployment.SPExportMethodType]::ExportAll
    23. $ExportSettings.IncludeVersions = [Microsoft.SharePoint.Deployment.SPIncludeVersions]::All
    24. $ExportSettings.ExportObjects.Add($ExportObject)
    25. $ExportSettings.Validate()
    26. $ExportJob = New-Object Microsoft.SharePoint.Deployment.SPExport($ExportSettings)
    27. サイトをファイルにバックアップします。
    28. $ExportJob.Run()
    29. 詳細については、Microsoft の記事を参照してください。
  3. [SharePoint 管理シェル]をクリックしてコンソールを起動します。
  4. PowerShell コマンドを使用して、サイトを元の場所または新しい場所にリストアします。
  5. Import-SPWeb -Identity xxxx -Path xxxx -IncludeUserSecurity:$true -UpdateVersions:xxxx

  6. Identity: インポート先の Web の URL または GUID を指定します。例: http://www.contoso.com。
  7. Path: インポート ファイルの名前を指定します。例: C:\backup\site.cmp'
  8. IncludeUserSecurity: 壊れた継承と項目レベルのアクセス許可を持つ SPLists を除く、ユーザ セキュリティ設定を保持します。
  9. UpdateVersions: サイトにインポートするファイル バージョンが、そのサイトにすでに存在する場合の解決方法を示します。以下のオプションのいずれかを選択できます。
  10. Add: ファイルを新しいバージョンとして追加します。

    Overwrite: 現在のファイルとそのすべてのバージョンを上書き(削除して挿入)します。

    Ignore: デスティネーションに存在する場合は、ファイルを無視します。新しいファイルは追加されません。

    デフォルト値は Add です。

  11. 詳細については、Microsoft の記事を参照してください。