リストアの前提条件と考慮事項の確認

リストアを実行する前に、以下の前提条件が存在することを確認します。

以下のリストアに関する考慮事項を確認します。

Microsoft SQL Server を別の場所にリストアする際の考慮事項

Microsoft SQL Server アプリケーションを別の場所にリストアすることを指定した場合は、同じマシンの別の場所に同じインスタンスまたは異なるインスタンスとして、あるいは別のマシンの別の場所に同じインスタンスまたは異なるインスタンスとしてリストアできます。

Arcserve UDP エージェント(Windows)で Microsoft SQL Server アプリケーションを別の場所にリストアする前に、以下のことを考慮する必要があります。

別の場所が同じマシンにある場合

このオプションでは、データベースを新しい場所に(同じ名前で)リストアするか、新しい名前で(同じ場所に)リストアできます。

別の場所が別のマシンにある場合

Microsoft SQL Server 2012/2014 AAG のリストアに関する考慮事項

AlwaysOn 可用性グループ(AAG)の一部である Microsoft SQL Server 2012/2014 データベースをリストアする際に、注意しておくべきいくつかの考慮事項があります。

  1. リストア対象データベースを可用性グループから削除します。詳細については、リンクを参照してください。
  2. すべての可用性グループ ノードでバックアップ セッションを Arcserve UDP エージェント(Windows)に共有してから、すべての可用性グループ ノードで Arcserve UDP エージェント(Windows)を使用してセッションをリストアします。
  3. データベースを可用性グループに追加し直します。詳細については、リンクを参照してください。

Microsoft SQL Server 2016 以降のバージョンの AAG のリストアに関する考慮事項

AlwaysOn 可用性グループ(AAG)の一部である Microsoft SQL Server 2016 以降のバージョンのデータベースをリストアする際に、注意しておくべきいくつかの考慮事項があります。

  1. リストア対象データベースを可用性グループから削除します。詳細については、リンクを参照してください。
  2. プライマリ可用性グループ ノードでバックアップ セッションを Arcserve UDP エージェント(Windows)に共有してから、プライマリ可用性グループ ノードで Arcserve UDP エージェント(Windows)を使用してセッションをリストアします。
  3. データベースをセカンダリ ノード可用性グループに追加し直します。詳細については、リンクを参照してください。

Microsoft SQL Server クラスタ共有ボリューム(CSV)のリストアに関する考慮事項

Microsoft SQL Server マスタ データベースがクラスタ共有ボリューム(CSV)環境の一部であり、元の場所へのリストアに失敗する場合は、レジストリ キーを有効にします。詳細については、「リストアに関する考慮事項」を参照してください。