TLS 1.2 が有効な場合に SQL のログの切り捨てを実行できない
現象
TLS 1.2 が有効な場合に UDP コンソールでログの切り捨てが設定されていると、バックアップ ジョブは SQL のログを切り捨てません。
解決策
この問題を解決するには、以下の手順に従います。
- SQL Server がインストールされているマシンに移動します。
- [コントロール パネル] > [システムとセキュリティ] > [管理ツール] > [ODBC データ ソース]に移動し、サポートされている ODBC ドライバがインストールされていることを確認します。
- サポートされている ODBC ドライバがインストールされていない場合は、サポートされている ODBC ドライバをダウンロードして SQL Server にインストールし、バックアップとリストアを実行します。ダウンロードする場合は、こちらをクリックしてください。
- SQL Server がインストールされているマシンでレジストリ エディタを開き、以下のレジストリ キーに移動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\VssWrap
- VssWrap フォルダを右クリックして、[新規] > [文字列値]をクリックします。
- 文字列をダブルクリックして、[値の名前]フィールドに以下の名前を追加します。
- DriverNameToConnectSQLServer
- 以下の場所に移動し、SQL Server との接続の確立に使用する ODBC ドライバの文字列をダブルクリックして、値の名前をコピーします。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI
- もう一度 VssWrap フォルダに移動し、新しく追加された文字列をダブルクリックして、コピーした値の名前を[値のデータ]フィールドに貼り付けます。
- このドライバを使用して、Arcserve UDP は SQL Server に接続します。