前提条件と考慮事項の確認
以下の前提条件と考慮事項に対応していることを確認してください。
前提条件
- 仮想スタンバイ マシンを作成するための有効な復旧ポイントがあります。以下のいずれかのタスクからの復旧ポイントが可能です。
- エージェント ベースの Windows のバックアップ
- ホスト ベースのエージェントレス バックアップ
- レプリケート
- リモート復旧ポイント サーバからのレプリケート
- 最初のディスクにシステム ボリュームをインストールします。ソース マシンのシステム ボリュームとブート ボリュームが同じディスク上にあることを確認します。
- 必要な VSB タスクを実行する最小限の権限があることを確認します。詳細については、「VSB タスクに必要な最小限の権限」を参照してください。
- Nutanix AHV に VM 用の NGT がインストールされており、VM をインポートする前に再起動されていること。そうしない場合、仮想スタンバイ エージェントレス タスクが展開に失敗し、エラー メッセージが表示されます。
- モニタ サーバとして Nutanix で Arcserve UDP エージェントがインストールされている仮想マシンの準備ができていること。仮想マシンに Windows 2016 以降のバージョンが含まれているかどうかを確認します。
- Nutanix ドライバ ファイルをダウンロードし、モニタ サーバのフォルダにそれらをコピーします。
- Nutanix サポート ポータルに移動し、[Downloads] > [Tools & Firmware]をクリックします。
- [Tools & Firmware]ページが表示されます。
- Nutanix VirtIO パッケージをクリックしてダウンロードします。ISO ファイルを選択します。
- ISO ファイルをダウンロードし、ファイル内のすべてのコンテンツをモニタ サーバのフォルダにコピーします。
- Nutanix ドライバの詳細については、Nutanix VirtIO を参照してください。
考慮事項
- アドホック VSB がサポートされるのは、バックアップ先がローカル ディスクまたは共有フォルダではなく Arcserve UDP 復旧ポイント サーバの場合のみです。
- Nutanix AHV に対する仮想スタンバイでは、OS 2008 R2 以降の Windows サーバ バージョンと Windows 7 以降の Windows クライアント バージョンがサポートされています。
- Nutanix AHV に対する VSB では、ソース マシンの動的システムおよびブート ディスクがサポートされていません。
- Nutanix AHV に対する VSB では、Windows 製品ノードのみが公式にサポートされています。
- Nutanix AHV に対する VSB では、Nutanix Prism Central がサポートされていません。代わりに、Nutanix Prism Element が直接提供されます。
- ノードの展開時の Nutanix モニタのエージェントの再起動が以下の警告で失敗します。
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- 注: ベスト プラクティスとして、仮想スタンバイが正常に動作することを確実にするために、アンチウイルス スキャンからファイルを除外することをお勧めします。詳細については、「アンチウイルス スキャンからのファイルの除外」を参照してください。