異なるサーバ上の別のインスタンスへの SQL データベースのリストア

このセクションでは、FileStream が有効な SQL データベースを、FileStream が有効なデータベースの別のインスタンスにリストアする方法(2 つのインスタンスが異なる SQL サーバ上にある場合)について説明します。たとえば、データベースがソース サーバ WIN-OP4O7723D3J およびソース インスタンス INS1 にある場合、デスティネーション サーバ WIN-GQPE5VH3FTH およびデスティネーション インスタンス INS3_FSE にリストアできます。

以下の手順に従います。

  1. デスティネーション サーバのエージェントにログインします。例: WIN-GQPE5VH3FTH
  2. [リストア]画面で、サーバおよびインスタンスを別のサーバにリストアするために RPS の場所を変更するには、[変更]ボタンをクリックします。
  3. [ソース]画面が表示されます。
  4. ソース RPS を選択するには、[復旧ポイント サーバの選択]をクリックし、リストからソース(WIN-OP4O7723D3J)サーバを選択して、[OK]をクリックします。
  5. [リストア]ページが表示されます。
  6. データベースを別のサーバにリストアするには、データベース(FSDB_1)を選択して、[次へ]をクリックします。
  7. [リストア オプション]画面の[デスティネーション]で、[別の場所にリストアする]を選択して、[次へ]をクリックします。
  8. 注: リストアするデータが暗号化されている場合は、必要に応じてパスワードを入力します。
  9. [リストア - ジョブ レベル オプション]ページで以下を実行して、[次へ]をクリックします。
  10. 復旧状態
  11. データベースの整合性チェック
  12. リストア後にデータベースの整合性を確認するには、[リストア後にデータベースの整合性チェックを実行する]チェック ボックスをオンにします。このオプションは、SQL Server データベース内のオブジェクトの物理的および論理的整合性をチェックします。[整合性チェックが失敗した場合、リストアを失敗としてマークします]オプションは、選択したデータベースのデータベース整合性チェックが失敗した場合に、リストア ジョブが失敗したことを示します。
  13. その他
  14. [リストア オプション - 別の場所]ページが表示されます。
  15. デスティネーション インスタンス名]ドロップダウン リストをクリックすると、選択したデータベース(例: INS3_FSE)のサイズおよび FileStream が有効かどうかが表示されます。
  16. 注: データベースで FileStream が有効になっている場合、[デスティネーション インスタンス名]フィールドには FileStream が有効なサーバのみが表示されます。しかし、FileStream が有効でない場合、[デスティネーション インスタンス名]には FileStream が有効なデータベースと無効なデータベースの両方が表示されます。
  17. データベースの名前を変更する場合は、必要に応じて[新しいデータベース名]に入力します。
  18. データベース レベルで設定を指定または変更するには、[設定]ボタンをクリックします。
  19. [追加のデータベース オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
  20. [復旧のオプション]タブで、データベース オプションを確認し、必要に応じて変更します。
  21. [データベースの設定]タブで、以下を実行します。
    1. デスティネーションの場所を選択するには、[参照(...)]ボタンをクリックします。
    2. 注: デスティネーションの場所を変更すると、すべてのデータベース ファイルのデスティネーションも更新されます。
    3. [ファイル名の設定(オプション)]では、ファイル名の一部または全体を変更できます。ファイル名を置換するには、[デスティネーション ファイル名の部分文字列]フィールドに元のファイル名を入力し、[置換後の文字列]フィールドに新しいファイル名を入力します。
    4. 適用]をクリックして、変更を行います。
    5. 注: 新しいファイル名が[デスティネーション ファイル名]列に表示されます。
  22. OK]をクリックして、[リストア オプション - 別の場所]ページに戻ります。
  23. 次へ]をクリックします。
  24. [リストア サマリ]ページが開きます。
  25. 情報を確認し、[完了]をクリックしてリストア処理を開始します。
  26. リストアが完了したら、アクティビティ ログでリストアのステータスを確認します。ここには、データベースの整合性チェックおよびユーザ アクセスの制限に関する情報も含まれています。
  27. データベース名の変更は、SQL Management Studio に反映されます。