AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD を作成する方法
重要:
- AlmaLinux 9
- ターゲット ノードで BMR を実行するためのカスタム ドライバを含める必要がある場合は、Alma の Web サイトから(Alma-9-x86_64-LiveCD.ISO ではなく) AlmaLinux-9.X-x86_64-Live-GNOME.iso イメージをダウンロードする必要があります。その後、Linux バックアップ サーバ環境で使用可能な makelivecd.alma スクリプトを使用して、特定のカスタム ドライバのために Alma 9 用のブート可能 LiveCD を作成します。この操作は UDP Linux 10.1 リリース以降に該当します。
- カスタム ドライバを含める必要がない場合は、デフォルトの liveCD (UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso)を使用します。これは、ターゲット ノードで BMR を実行するために UDP 10.1 LBS で利用可能です。
- デフォルトの LiveCD とは異なり、AlmaLinux-9.X-x86_64-Live-GNOME.iso イメージに基づいて LiveCD からターゲット ノードを起動する場合、UI が利用できます。
ストレージ マネージャは、ブート可能な AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD を作成できます。AlmaLinux-Gnome Live CD は、AlmaLinux に基づくインメモリ コンピューティング環境です。この Live CD の目的は、AlmaLinux をインストールせずに、AlmaLinux 機能を活用できるようにすることです。Live CD はハード ディスクに影響を与えずに、メモリ内で実行されます。マシンを再起動した場合、Live CD ランタイム環境で加えた変更は失われます。
この Live CD には、ユーザのシステム設定およびオペレーティング システム ファイルがすべて含まれており、以下の機能を実行するために使用できます。
- 実際に製品をインストールしなくても、Arcserve UDP エージェント(Linux)を使用できます。これにより、製品を体験して評価するために製品をインストールする必要はなく、コンピュータの既存のハード ドライブの内容が変更されることもありません。
- ベア メタル復旧(BMR)を実行できます。この Live CD を使用して、ターゲット マシンの IP アドレスを取得できます(BMR で必要)。
AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD を使用する状況:
デバイス ドライバがないためにデフォルトの Live CD がストレージ デバイスおよびネットワーク デバイスを識別できない場合。
注: リストアする復旧ポイントには、ターゲット BMR マシンのストレージ システム用のデバイス ドライバが含まれていません。そのため、初期の段階では、Arcserve UDP エージェント(Linux)によって、BMR ジョブを実行するすべての試行がブロックされます。
bin フォルダには、コマンド ラインから実行してブート可能 Live CD を作成できるスクリプトが含まれています。bin フォルダは以下のパスにあります。
# /opt/Arcserve/d2dserver/bin
以下の図は、AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD を作成するプロセスを示しています。