コマンド ラインを使用した Linux バックアップ サーバ コンソールへのユーザの追加
コマンド ライン d2duser を使用して、必要な場合に root ユーザに代わって実行できるユーザを追加することができます。
以下の手順に従います。
- バックアップ サーバに root ユーザとしてログオンします。
- /Opt/Arcserve/d2dserver/configfiles に移動し、server.cfg ファイルを開きます。
- 注: その名前のファイルが存在しない場合は、その名前で新しいファイルを作成し、ファイルに以下の内容を追加します。
ui_login_use_udp_user= true|false
サーバへのログイン時に、root ユーザの不在時にデフォルト ユーザとして機能するユーザを作成できます。このオプションでは true を選択できます。
ui_login_user_password_min_length = 6
パスワードの最小の長さを決定できます。デフォルト値の 6 は必要に応じて変更することができます。
login_failure_time_to_lock_user = 9
ログインが連続して何回失敗するとユーザ アカウントがロックされるかを決定できます。デフォルト値の 9 は必要に応じて変更することができます。
- /opt/Arcserve/d2dserver/bin に移動し、d2duser コマンド ラインを見つけます。
- 「/d2duser」と入力して、このコマンド ラインの使用方法を表示します。
d2duser --action=<add|delete|lock|unlock|passwd> --username=<username>
- d2duser コマンド ラインで以下の詳細情報を入力します。
- ブラウザから、Linux バックアップ サーバ コンソールのページを開きます。
- 表示されるデフォルト ユーザが、追加したユーザであることを確認します。
- そのユーザ名とパスワードを使用してログインします。
d2duser --action=add --username=arcserve
arcserve という名前のユーザを追加できます。Enter キーを押すと、パスワードの入力を求められた後、確認のためもう一度入力を求められます。
d2duser --action=delete --username=arcserve
ユーザ arcserve を削除できます。
d2duser --action=lock --username=arcserve
ユーザ arcserve をロックすることができます。
d2duser --action=unlock --username=arcserve
ユーザ arcserve のロックを解除できます。
d2duser --action=passwd --username=arcserve
ユーザ arcserve のパスワードを変更できます。
d2duser --action=list
すべてのユーザの一覧を表示できます。
ログインが成功したこと、ユーザが作成されていることを確認します。