デフォルトの一時フォルダの設定

Linux ノードをバックアップする場合は、デフォルトの /tmp フォルダを使用して、必要なバイナリ、一時スナップショット データ、およびデバッグ ログが格納されます。/tmp フォルダには十分な空き容量が必要で、バイナリを実行するための権限が必要です。Linux ノードのデフォルトのパスを変更するには、server.env ファイルを設定し、新しいパスを指定します。

以下の手順に従います。

  1. root ユーザとしてバックアップ サーバにログインします。
  2. server.env ファイルを開きます。

    /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/server.env

    注:  ファイルが存在しない場合は、server.env ファイルを作成します。

  3. Linux ノード エージェントの実行パスを設定するには、server.env ファイルに以下の行を追加します。

    export TARGET_BOOTSTRAP_DIR=<path>

    例:Linux エージェントを /d2dagent パスの下に展開するには、以下の行を入力します。

    export TARGET_BOOTSTRAP_DIR=/d2dagent

    注:デフォルトで、エージェントは /tmp フォルダの下に展開され、実行されます。

  1. Linux ノードのデバッグ ログと一時スナップショット データの格納パスを設定するには、server.env ファイルに以下の行を追加します。

    export TARGET_ WORK_DIR=<path>

    例: デバッグ ログと一時スナップショット データを /d2dagentlogs パスの下に設定するには、以下の行を入力します。

    export TARGET_WORK_DIR=/d2dagentlogs

    注: デフォルトでは、エージェントは /tmp フォルダの下に展開され、実行されます。

  2. バックアップ サーバを再起動します。

    /opt/Arcserve/d2dserver/bin/d2dserver restart

デフォルトの一時フォルダが設定されました。