TOMCAT 環境設定ファイルの更新
r16.5 SP1 などの以前のバージョンから Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux にアップグレードする場合、バックアップ サーバの高い拡張性要件をサポートするために TOMCAT 環境設定ファイルを更新します。この更新で、1 つのバックアップ サーバを使用して、200 を超えるノードをバックアップすることができます。
以下の手順に従います。
- root ユーザとしてバックアップ サーバにログインします。
- bin フォルダに移動します:
/opt/Arcserve/d2dserver/bin
- 実行中のジョブがないことを確認し、次に、以下のコマンドを使用して、バックアップ サーバを停止します。
./d2dserver stop
実行中のジョブがある場合は、ジョブが完了してからバックアップ サーバを停止してください。
/opt/Arcserve/d2dserver/TOMCAT/conf/
- 以下のパラメータを更新します。
https が使用される場合は、以下のパラメータを更新します。
<Connector port="8014" connectionTimeout="180000" protocol="HTTP/1.1" SSLEnabled="true" maxThreads="300" acceptCount="200" scheme="https" secure="true" clientAuth="false" sslProtocol="TLSv1, TLSv1.1, TLSv1.2" keystoreFile="${catalina.home}/conf/server.keystore keystorePass="LinuxD2D"/>
http が使用される場合は、以下のパラメータを更新します。
<Connector connectionTimeout="180000" port="8014" maxThreads="300" acceptCount="200" protocol="HTTP/1.1"/>
TOMCAT 環境設定ファイルが正常に作成されました。
- バックアップ サーバを停止します。
./d2dserver stop
- 以下のコマンドを実行して、バックアップ サーバを起動します。
./pgmgr init
このコマンドによって必要な変更がすべて完了することが確認され、バックアップ サーバが起動します。
バックアップ サーバおよびデータベース サーバが正常に起動されました。