エージェント ベース バックアップの復旧ポイントの指定
バックアップを実行するたびに、復旧ポイントが作成されます。目的のデータを正確に復旧できるように、リストア ウィザードで復旧ポイントの情報を指定します。ユーザの要件に応じて、特定のファイルまたはすべてのファイルをリストアできます。
以下の手順に従います。
- リストア ウィザードに以下のいずれかの方法でアクセスします。
- Arcserve UDP から:
- Arcserve UDP にログインします。
- [リソース] > [ノード] > [すべてのノード]に移動します。
- 追加されたすべてのノードが中央のペインに表示されます。
- ノードを右クリックしてから、[リストア]をクリックします。
- Arcserve UDP エージェント(Linux) Web インターフェースが開き、[リストア タイプの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [リストアの種類を選択]ダイアログ ボックスで、[ファイルのリストア]オプションをクリックしてから[OK]をクリックします。
-
- 注: ユーザはエージェント ノードに自動的にログインし、リストア ウィザードがエージェント ノードから開かれます。
- Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux から:
- Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux Web インターフェースを開きます。
- 注: サーバへのアクセスと管理に必要な URL は Arcserve Unified Data Protection Agent for Linuxのインストール中に通知されます。Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux にログインします。
- [ウィザード]メニューから[リストア]をクリックし、[ファイルのリストア]を選択します。
- [リストア ウィザード - ファイルのリストア]ダイアログボックスが開きます。
- リストア ウィザードの[バックアップ サーバ]ページに、バックアップ サーバが表示されます。[バックアップ サーバ]ドロップダウン リストからオプションを選択することはできません。[次へ]をクリックします。
-
- リストア ウィザードの[復旧ポイント]ページで、以下を実行します。
-
- [セッションの場所]ドロップダウン リストから、[CIFS 共有]/[NFS 共有]/[RPS サーバ]/[ローカル]を選択します。
- [CIFS 共有/NFS 共有/ローカル]を選択した場合、CIFS 共有/NFS 共有/ローカルのフルパスを指定し、[接続]をクリックします。
- すべてのマシンが[マシン]ドロップダウン リストに一覧表示されます。
- 注: [CIFS 共有]オプションを選択した場合は、ユーザ名とパスワードを指定します。
-
- RPS サーバを選択する場合は、以下を実行します。
- ドロップダウン リストから RPS サーバを選択し、[追加]をクリックします。
- [復旧ポイント サーバ]情報ダイアログ ボックスが開きます。
- RPS の詳細を指定し、[はい]をクリックします。
- ドロップダウン リストからデータ ストアを選択します。
- [復旧ポイント サーバ]情報ダイアログ ボックスが閉じ、ウィザードが表示されます。
- [接続]をクリックします。
- この場所にバックアップされたノードはすべて[マシン]ドロップダウン リストでリスト表示されます。
- [マシン]ドロップダウン リストから、リストアするノードを選択します。
- 選択したノードの復旧ポイントがすべてリスト表示されます。
-
- 指定した期間に生成された復旧ポイントを表示するには、日付フィルタを適用してから[検索]をクリックします。
- デフォルト: 過去 2 週間。
- 指定した期間で使用可能な復旧ポイントがすべて表示されます。
- Linux エージェントと復旧ポイント サーバ間の通信を有効にするには、[リストア トラフィックに選択したネットワークを使用]チェック ボックスをオンにし、ドロップダウン リストからネットワークを選択します。
- 注: 選択したバックアップ ネットワークにアクセスできず、利用可能なネットワークまたはデフォルト ネットワークでバックアップ ジョブを続行するには、[選択したバックアップ ネットワークに接続できない場合でもジョブの実行を続行]チェック ボックスをオンにします。
- リストアする復旧ポイントを選択します。復旧ポイントが暗号化されている場合は、暗号化パスワードを入力してデータをリストアします。
- リストアするファイル/フォルダは、[追加]をクリックします。
- [参照 - <ノード名>](Browse-<node name>)ダイアログ ボックスが開きます。
- 注: 一部の複雑なディスク レイアウトでは、ファイル システムがデバイス ファイルごとに表示されます。ファイル システムの表示動作の変更は、ホスト ベースの Linux VM のファイル レベルのリストアの機能には影響しません。デバイス ファイルの下でファイル システムを参照できます。また、検索機能を使用すると、特定のファイルまたはディレクトリを検索できます。
- [<ノード名>の参照]ダイアログ ボックスで、リストアするファイルまたはフォルダを選択し、[OK]をクリックします。
-
- 注: [検索]フィールドを使用してファイルまたはフォルダを検索する場合は、階層で最も上部にあるフォルダを選択していることを確認してください。検索は、選択したフォルダのすべての子フォルダに対して行われます。
- [参照 - <ノード名>](Browse-<node name>)ダイアログ ボックスが閉じられて、[復旧ポイント]ページに戻ります。選択したファイルとフォルダは、[リストアするファイル/フォルダ]の下にリスト表示されます。
- [次へ]をクリックします。
- [ターゲット マシン]ページが表示されます。
重要:コンソールからウィザードを開いた場合、セッションの場所およびマシンの詳細が自動的に表示されます。手順 4 に進みます。
重要:コンソールに「ファイル/フォルダはデバイス ファイルの下に表示されます。詳細については、クリックしてください。」という警告メッセージが表示された場合は、解決策のために以下の注を参照してください。
復旧ポイントが指定されます。