インスタント VM の Hyper-V サーバ接続情報の設定

Linux ノードのインスタント VM ジョブをサブミットすると、バックアップ サーバは自動的に HYPER-V サーバを検出しようとします。プロセスが失敗した場合、正しい Hyper-V サーバの接続情報が使用されていることを確認できます。

Linux IVM では、SMB 1.0 の脆弱性を回避するために SMB 2.0 以上の Hyper-V がサポートされています。

以下の手順に従います。

  1. root ユーザとしてバックアップ サーバにログインします。
  2. 以下の Hyper-V フォルダに移動します。

    /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/hyperv

    注: このフォルダが存在しない場合は、フォルダを作成します。Hyper-V フォルダには <upper_case_hyperv_server_name>.cfg ファイルが含まれています。各 Hyper-V サーバには独自の cfg ファイルがあります。

  3. Hyper-V サーバの接続情報を設定するには、固有の <upper_case_hyperv_server_name>.cfg ファイルに以下の行を追加します。

    protocol=<HTTP|HTTPS>

    port=<number>

    注: <upper_case_hyperv_server_name>.cfg ファイルが存在しない場合は作成します。

    プロトコルおよびポート番号のため、以下のコマンドラインを使用してターゲット HYPER-V サーバにアクセスします。

    winrm enumerate winrm/Config/Listener

    例: ターゲット Hyper-V サーバ名が ivm-hyperv であり、Hyper-V サーバ上の WinRM が HTTPS ポート 5986 で受信待機するよう設定されている場合、以下の cfg ファイルを開きます。

    /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/hyperv/IVM-HYPERV.cfg

    以下の行を追加します。

    protocol=HTTPS

    port=5986

HYPER-V サーバの接続情報が設定されました。