カスタマイズされた Live CD の確認
このセクションでは、カスタマイズされた Live CD の確認方法について説明します。
以下の手順に従います。
- 目的の場所に作成された、カスタマイズされた Live CD (UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso)を使用して、ターゲット ノードを起動します。
- /tmp/iso/
- シェルまたはコマンド ラインを開きます。
- カスタマイズされた Live CD に rpm が含まれているかどうかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
- ls /user_rpms/
- カスタマイズされた Live CD に *.ko ファイルが含まれているかどうかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
- ls /lib/modules/5.14.0-70.13.1.el9_0.x86_64/kernel/drivers/users/
- デバイス ドライバの情報を確認します。
- 例: modinfo 「ドライバ名」
- 出力が空または NULL でない場合は、ロードされたデバイス ドライバに関する情報が出力に表示されます。
- カスタマイズされた Live CD の確認が正常に行われました。これで、目的のソース ノードの BMR ジョブを実行できます。
注:
- rpm パッケージの場合は、rpm ユーティリティを単純に使用してパッケージがインストールできることと、他の依存関係や保留中のパッケージがないことを確認します。
- たとえば、機能を使用する前に、AlmaLinux 9.0 (カーネル: 5.14.0-70.13.1.el9_0.x86_64) VM 自体に rpm パッケージをインストールしてみて確認してください。
- rpm パッケージにデバイス ドライバ(*.ko ファイル)が含まれている場合は、driverinlivecd スクリプトを実行してカスタマイズされた Live CD を作成した後、ドライバがターゲット ノードに正しくロードされないことがあります。そのような場合は、rpm パッケージを抽出して必要な ko ファイル(このファイルはターゲット ノードにロードされる必要があります)を取得します。driverinlivecd スクリプトの実行時は、rpm パッケージをそのままにしておかずに、デバイス ドライバが格納されているパスに ko ファイルを直接配置します。