UDP 復旧ポイント サーバ(RPS)

以下の表に、Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ(RPS)によって使用されるポートを示します。

ポート番号

ポートの種類

起動元

受信待機プロセス

内部/外部ポート

説明

8014

TCP

UDP

httpd.exe

外部

UDP RPS と UDP エージェントにアクセスするデフォルト HTTP/HTTPS 通信ポート。

注:

  • このポートは、デフォルトの共有ポートであり、UDP RPS サーバをレプリケーション デスティネーションとして使用する場合に開く必要のある唯一のポートを指定します。ポート 5000 ~ 5060 は、グローバル デデュプリケーションが有効化されているときにデータ ストアによって使用されるので開かないでください。
  • デフォルト通信ポートは、UDP コンポーネントをインストールするときに変更できます。

8016

TCP

UDP

tomcat9.exe

内部

同じサーバ上の UDP RPS ポート共有サービスと通信する UDP RPS Web サービスによって内部的に使用されます。

注: ポートはカスタマイズできませんでした。ファイアウォール設定では無視できます。

5000-5060

TCP

UDP

GDDServer.exe

内部

このポートの範囲は、UDP RPS データ ストア サービス用に予約されています。1 つの UDP RPS デデュプリケーション データ ストアで 4 つの空きポートが使用され、1 つの非デデュプリケーション データ ストアで 1 つの空きポートが使用されます。それらのポートは両方とも 5000 から始まります。バックアップまたはリストアでデータ ストアが処理されるときに必要になります。レプリケーション ターゲットのみに RPS を使用する場合、ファイアウォール設定でこれらを開く必要はありません。

注: レジストリでポートの範囲をカスタマイズするには、以下の項目を変更します。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\DataStore
  • キー名: PortRangeForGDD
  • 種類: Reg_SZ
  • デフォルト値: 5000-5060

レジストリの変更後に作成されたデータ ストアのみが、新しく変更されたポート範囲を使用します。

18005

TCP

TOMCAT

tomcat9.exe

内部

UDP RPS またはエージェントによって使用される Tomcat をシャットダウンします。

注: このポートは、TOMCAT 環境設定ファイルを変更することによってのみ変更できます。このポートはファイアウォール設定では無視できます。

7788

TCP

UDP

Sync_util_d.exe

内部

レプリケーション要求を受け付けるデフォルトの HTTP/HTTPS 通信ポート。

445

TCP

 

 

外部

Windows OS の SMB サービスによって使用されます。

このポートは、ローカル ディスク上で RPS がデータ ストアをホストする場合に使用されます。データ ストアでは、UDP エージェントがデータをバックアップするバックアップ先として共有フォルダを公開します。