タスク設定でのテスト タイプの指定 -インスタント仮想マシン

テスト タイプとしてインスタント仮想マシン（IVM）を選択すると、復旧ポイントから仮想マシンを開始し、必要に応じてカスタム スクリプトを実行できます。VM が正常に起動して、ユーザ指定の期間内に検証スクリプトが正常な結果を返す場合、復旧ポイントは正常な状態であると見なされます。

注： テスト タイプとして［インスタント仮想ディスク］を選択している場合、この手順は必要ありません。

［VMware vSphere］および［Microsoft Hyper-V］から［ハイパーバイザの種類］を選択し、プロキシ設定および VM の設定の詳細を入力して、IVM のタスク設定を指定できます。

以下の手順に従います。

1. テスト タイプとして［インスタント仮想マシン］を選択します。

注： ソース タスクがエージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションの場合、インスタント仮想マシン オプションは、サポートされるテストの種類のみになります。

2. ハイパーバイザ オプションのいずれかを選択し、関連する詳細を入力します。

VMware vSphere

注： AR タスク設定が IVM から vSphere である場合、必要な VMware ライセンスは、インスタント VM 機能が必要とする機能に似ています。

1. 以下のいずれかのオプションを実行して、vCenter/ESX(i) Server を指定します。
   • VMware ノードをコンソール内の選択されたサイトにすでに追加している場合は、ノードを［vCenter ESX(i) Server］ドロップダウン リストから選択します。
   • VMware ノードを追加していない場合は、［追加］をクリックします。
   • ［VM デスティネーションの指定］ダイアログ ボックスが表示されます。
   • 仮想マシンの詳細を指定し、［OK］をクリックします。
   • すべての ESX(i) またはリソース プールが［VM の場所］ページの中央のペインに表示されます。
2. ESX(i)、クラスタ、リソース プール、または仮想アプリから、場所としていずれかのオプションを選択します。
3. VMware vSphere マシンが指定されました。
4. 注： ソース タスクがエージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションまたはホスト ベースのエージェントレス バックアップ/レプリケーションの場合、ESX(i) サーバのデータ ストアを指定します。
3. Microsoft Hyper-V の指定
• 以下のいずれかのオプションを実行して、Microsoft Hyper-V を指定します。
  • Hyper-V ノードをコンソール内の選択されたサイトにすでに追加している場合は、ノードを［Hyper-V Server/クラスタ］ドロップダウン リストから選択します。
  • Hyper-V ノードを追加していない場合は、［追加］をクリックします。
  • ［VM デスティネーションの指定］ダイアログ ボックスが表示されます。
  • 注： ローカルの組み込みでない管理者アカウントを使用して Hyper-V インスタント VM に接続する場合は、リモート UAC が無効になっている必要があります。組み込みでない管理者に対してリモート UAC を無効にする方法の詳細については、「組み込みでない管理者に対してリモート UAC を無効にする方法」を参照してください。
  • Hyper-V サーバの詳細を指定し、［OK］をクリックします。
• Hyper-V 仮想マシンが指定されました。
4. Nutanix AHV の指定
5. これは Linux VM のサポート専用です。詳細については、「Linux ノードの Nutanix AHV でのインスタント仮想マシンの保護」を参照してください。
3. 以下のいずれかのオプションを実行して、［プロキシ サーバ］を指定します。
• プロキシ ノードをコンソール内の選択されたサイトにすでに追加している場合は、ノードを［プロキシ サーバ］ドロップダウン リストから選択します。
• プロキシ ノードを追加していない場合は、［追加］をクリックします。
• ［アシュアード リカバリのプロキシ サーバの追加］ダイアログ ボックスが開きます。
• Windows プロキシ サーバの場合
• 
• Linux プロキシ サーバの場合
• 
• プロキシ サーバの詳細を指定します。
• ［OK］をクリックします。
4. ノードが［利用可能なノード］領域に表示されます。
5. 注：
• プロキシ サーバは、ハイパーバイザが VMware vSphere である場合にのみ選択する必要があります。
• ハイパーバイザが VMware vSphere の場合、復旧ポイント サーバに Windows ネットワーク ファイル システム（NFS）の役割がインストールされている必要があります。インスタント VM プロセスでは、NFS が自動的にインストールされます。ネットワーク ファイル システムを手動でインストールするには、「ネットワーク ファイル システムを Windows Server に手動でインストールする方法」を参照してください。
• プランに含まれている選択したノードの種類に基づいて、プロキシ サーバを選択します。たとえば、Windows ノードの場合は Windows プロキシ サーバを、Linux ノードの場合は Linux プロキシ サーバを選択します。
4. （オプション）以下の手順を実行して、アシュアード リカバリ ゲートウェイ設定を指定します。
5. 注： Linux にのみ適用されます。
1. DHCP 設定を使用するか、または IP アドレス、マスク、およびデフォルト ゲートウェイを手動で指定します。
2. ドロップダウン リストから仮想ネットワークを選択します。
6. 注： アシュアード リカバリ テストのソースが、エージェント ベースの Linux バックアップ/レプリケーションまたはホスト ベースのエージェントレス バックアップ/レプリケーションの場合にのみ、ゲートウェイ設定が必要です。
5. アシュアード リカバリの［VM 設定］の詳細を指定します。

VM 名プレフィックス

VM 名プレフィックスを指定します。プレフィックスの付いたソース ノードの名前は、インスタント VM のデフォルト名です。特殊文字は使用できません（‘@’、‘\’ など）。

デフォルト値： UDPARVM_

VM ファイル フォルダ

プロキシ サーバ上のアシュアード リカバリ VM のフォルダの場所を指定します。プロキシ サーバのボリューム情報を参照できます。

CPU 数

アシュアード リカバリ VM に必要な CPU の数を指定します。

メモリ サイズ

アシュアード リカバリ VM に必要なメモリのサイズを指定します。

ネットワーク設定

アシュアード リカバリ VM のネットワーク設定を指定します。"アシュアード リカバリ VM をネットワークに接続" するかしないかを選択できます。アシュアード リカバリ VM に対して DHCP 設定を使用することも、バックアップ セッションからの TCP/IP 設定を使用することもできます。

アダプタの種類

アシュアード リカバリ VM でのアダプタの種類を指定します。使用できるアダプタの種類はハイパーバイザに応じて変わる可能性があります。