Arcserve UDP コンソールの移行を実行する方法
ConsoleMigration.exe を使用すると、Arcserve UDP コンソールを別の Arcserve UDP コンソールに移行できます。Arcserve UDP v6.5 Update 2 以降、2 つの Arcserve UDP コンソール間で、Arcserve UDP コンソールを移行できます。
BackupDB および RecoverDB 用の ConsoleMigration.exe を使用します。以下のスクリーン ショットは、ConsoleMigration.exe の使用方法を示しています。
移行プロセスを完了するには、以下の手順を実行します。
- 古い Arcserve UDP コンソールで、Arcserve UDP データベースのバックアップを実行します。
- 新しい Arcserve UDP コンソールで、[DB_Migration]フォルダを次のパスにコピーします。
- 新しい Arcserve UDP コンソールで、以下の画面に示される手順を実行して、Arcserve UDPコンソール データベースを復旧させます。
[DB_Migration]フォルダが正常に作成します。
<UDP_Home> \Management\BIN\Appliance\
注:Arcserve UDP コンソールで、ローカル サイト以外のサイトが存在する場合、NewRegistrationText.txt ファイルに記載されている手順に従い、サイトを再登録します。
新しい Arcserve UDP コンソールへの Arcserve UDP コンソールの移行が正常に完了しました。
このツールを使用して、リモート SQL データベースと接続している Arcserve UDP コンソールについて、コンソール移行を実行することができます。移行が完了すると、移行された Arcserve UDP コンソールは同じリモート SQL データベースに接続されるように設定されます。
注: UDP v6.5 Update 2 および Update 3 では、コンソール移行ツールを使用して 2 つの Arcserve UDP コンソール間でコンソール移行を実行するときは、2 つの Arcserve UDP コンソール システム上で、両方の Arcserve UDP コンソールのバージョンと SQL データベースのバージョンに整合性がある必要があります。そうでない場合は、コンソール移行が失敗し、コマンド ラインと以下のパスにあるログ ファイルにエラー メッセージが表示されます。
<UDP_Home> \Management\BIN\Appliance\logs
Arcserve UDP v6.5 Update 4 では、ConsoleMigration.exe コマンドに -force オプションが導入されました。このオプションを使用すると、以下の条件で、復旧バックアップ データベース ファイルのターゲット コンソールへの移行が強制されます。
- ソース コンソールで SQL Server Enterprise エディションを使用しており、ターゲット コンソールで SQL Server Express エディションを使用している 2 つのコンソール間で、コンソールの移行を実行する必要がある場合。この場合、ソース UDP コンソールで必要なデータベースの最小サイズは 4000 MB です。
- SQL Server データベースの新しいバージョンを使用するコンソールから SQL Server データベースの古いバージョンを使用するコンソールへコンソールの移行を実行する必要がある場合。たとえば、SQL Server 2016 を使用するコンソールから SQL Server 2014 を使用するコンソールへの移行です。