ホスト ベースのエージェントレス VM バックアップに対する管理容量レポートの Raw データ サイズ

以下のレジストリをプロキシ レベルまたは VM レベルで設定できます。

プロキシ レベル - 現在のプロキシによって保護されているすべての VM に対して設定

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll]

"CountNtfsVolumeSize"=dword:00000001

"ReportZeroIfHavingNonNtfsVolume"=dword:00000001

"BackupZeroBlock"=dword:00000001

VM レベル - 特定の VM に対して設定

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll\{VM UUID}]

"CountNtfsVolumeSize"=dword:00000001

"ReportZeroIfHavingNonNtfsVolume"=dword:00000001

"BackupZeroBlock"=dword:00000001

以下の動作が発生します。

レジストリ キー デフォルト設定 使できる値 目的 追加情報
GetVMGuestVolumeUsedSize 0 0 or 1

VM のすべてのボリュームの使用容量をカウントするかどうかを指定します。

0 - 仮想マシン VMDK ファイル サイズを VM の Raw データ サイズとしてカウントします。

1 - ボリュームの使用容量のみをカウントします。

注: Windows ゲストでは、NTFS ボリュームのみが考慮されます。Linux ゲストでは、すべてのボリュームが考慮されます。

 
ReportZeroIfHavingNonNtfsVolume 0 0 or 1

仮想マシン上に非 NTFS ボリュームが存在する場合は、管理容量レポートの Raw データ サイズ列の動作を指定します。

0 - 非 NTFS ボリュームのサイズは、Raw データ サイズ列の一部と見なされません。

1 - 仮想マシン上に非 NTFS ボリュームが存在する場合、Raw データ サイズ全体が 0 と表示されます。

1. GetVMGuestVolumeUsedSize=0 の場合は無視されます

2. Windows VM のみに適用されます

BackupZeroBlock 0 0 or 1

ゼロ データ ブロックをバックアップ先に書き込むかどうかを指定します。

1- ゼロ データ ブロックをバックアップ先に書き込みます。

0 - ゼロ データ ブロックをバックアップの一部として無視します。

1. GetVMGuestVolumeUsedSize=1 の場合は無視されます

2. 変更された場合、値はフル バックアップ後にのみ有効になります

VM 1 つのシン プロビジョニング仮想ディスクがあり、プロビジョニング サイズが 1000 GB であるとします。仮想ディスクの VMDK ファイルのサイズは 800 GB で、そのうち 200 GB のデータ ブロックはゼロ データ ブロックです。この VM のゲスト OS に、2 つの NTFS ボリュームがあり、使用容量はそれぞれ 100 GB と 200 GB です。さらに、使用容量が 1 GB の 1 つの FAT32 ボリュームがあります。

キー名 デフォルト値 カスタマイズされた値 カスタマイズされた設定 カスタマイズされた値
GetVMGuestVolumeUsedSize 0 0 1 1
ReportZeroIfHavingNonNtfsVolume N/A N/A 1 1
BackupZero Block 0 1 N/A N/A
Expected Raw DataSize 600 GB (0 データ ブロックを除く) 800 GB (0 データ ブロックを含む) 300 GB 0